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一式陸上攻撃機にはなぜ電信員が2名(前方・後方)必要なのですか? また機関士席というのは、きちんとした座席があったのでしょうか? Pet |
空三号無線機を操作するのが一人と後の一人は方位測定装置等を操作していたのではないかと思いますが、見れば良いとは思うものの、実機の取説、教範等を当たる気力体力が現在ございません。いつか見ますので気長にお待ちを・・・。
BUN
片
BUN
初期の九六陸攻の5名搭乗から、一式・九六式後期の7名搭乗への移行は、防御火力の増強に基づくものなのであって、電信2名態勢はそのための員数合わせと思います。どちらかの電信員が尾部20ミリ要員のような気がします。
片
なるほど電信員2名はそういった意味合いもあるのですね。だから結局は搭乗員
不足(?)で5名のクルーになんたんですかね。
Pet
BUN
片
BUN
試みに戦記本の類いをひもといて見たら、多分空四号担当と思われる電信員が尾部まで行って二〇ミリを撃っている記述がありました。(この辺はそれこそ色々あるのでしょう。あくまで雰囲気の参考用です。)爆撃進路に進入中も編隊内通信は行われているようでもあり、確かに忙しそうです。
片
須藤朔「マレー沖海戦」だかなにかに、主・副両電信員で待ち受け電波を
分けていたような記述はありませんか。あるとすれば、元々の質問に対す
る答にはならなかもしれませんが、主副電信員の分掌の例にはなると思い
ます。
また、
>機関士
厳密には、このような文脈において、旧海軍ではこういう言い方はしない
はずですので。
今泉 淳
機関士というのはご指摘の通り、正確には搭乗整備員ですね。
Pet