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WW2レシプロ機単発戦闘機についての質問です。 当時の機体は装備機銃をテストするとき、どのようにしてやったのでしょう。 機体の後ろに台をかませて水平にして撃っている写真と、そのまま宙に撃って いる写真の両方を見たことがありますが、 1、あの“台”はなんて言うんでしょう(できれば、日本語、外国語の両方で)? 2、この両方のテストで各々何を調べているのでしょう? 3、このようなテストでエンジン回して同調装置の具合を調べる、なんて考えられるでしょうか? 4、大体1回につき何発くらい撃つのでしょう(ピストルは新品買うとアブラ飛ばしのため100発と きいたことがありますが…)? どれでもいいです。またしぼりきれていませんが、よろしくご教授下さい。 まるき |
BUN
弾道調整と試射の二種類があるとおもいます。
弾道調整は前方(約200m)に標的を置き、機尾を持ち上げて照準器の軸線と機銃の銃身を合わせます。こうすると調整した一点で全機銃の弾道が交わることになり、これを「弾道交叉点」と呼びます。この時原則として実射は行わず、銃身にプリズム入りの棒(コリメーターと呼ぶ)を差し込んで覗きながら照準点を調整していたようです。
試射の場合は弾丸を止めるための土堤などに向けて撃ち込みます。この時調べるのは機銃が正常に稼動するか、送弾系・排薬系に不具合はないかなどいわゆる「調子」の確認で、狙撃銃のように実射による着弾補正は行っていなかったと思います。同調装置のテストもあったかも知れませんが、定かではありません。
機銃があまりに不調な場合は予備品と交換してしまい、機体から降ろした状態で分解・清掃・調整した筈です。原則として、機上での試射は最後の微調整でしょう。
内地での試射で機首を上に向けたまま撃つことは無かったと思いますが(流れ弾が市街地に落ちる可能性がありますので)、射線方向の安全が確保されている専用の試射場や、外地で射線方向が海やジャングルなど無人地帯と判明している場合には機首を上に向けたままの試射もあったかもしれません。
ささき
空母の飛行甲板上にずらっと舷側方向に並んで試射やってる写真が出てます
SUDO
Schump
木製で、何でもこれで力比べをした時に、坂井氏は一歩半しか運べないくらい
重かったそうです。
一等兵