1526 |
陸海軍の協定に基づいて 旧日本軍機が主翼前縁に描いた黄色い味方識別帯は、黄と赤の2色が定められていたというのは本当ですか?(常識だったりして・・) もし2色だったならもう一つ質問があります。赤が圧倒的少数派ですが、使い分けの基準はあったのでしょうか? よろしくお願いいたします。 チャッピー |
つまり最初は「四角い国旗型の日の丸」が本式で、白縁付の日の丸はそうでない場合にのみ採用されたのである。ドゥリットル空襲の前から迷彩を施していた機種にこの規定はそのまま適用された訳で、零戦以外の機種に幅広く見られるのはこうした規定で正式に決められていたからだった。謎なんか何もなく、ドラマも無かった。
また主翼前縁の味方識別帯の色についても「赤」だ「黄色」だと言われて来たが「迷彩セル飛行機ハ黄色」「迷彩セザル飛行機ハ赤色マタハ黄色」とハッキリ決まっていたのである。霞ヶ浦のカー101号機の識別帯は例外などでは無く、真っ赤で当たり前だったのである。」
以上、真実日記2000年7月21日分より抜粋。
赤帯が少ないのは上記の理由があります。また、推論を付け加えれば、黄色の識別色でさえ前線での評判は悪く、出撃前に艦隊司令長官名で削り落とす事を定めた例もあり、赤帯は更に評判の悪かったことが想像されます。
BUN
真実日記、読むようにしますね。
チャッピー
「迷彩セザル機体」とは、ジュラルミン地無塗装(電光や流血一線などを描いたとしても)の機体と捉えてよろいのでしょうか?・・例えば、濃緑べた塗りや、零戦の明灰飴色などは皆迷彩ですよね?
チャッピー
また、無塗装の機体は海軍航空隊には存在しません。全て塗料が掛けられています。
カ−101号機は灰鼠色であるから識別帯が赤であって当たり前である、と言う事です。この十七年夏当時、艦攻、艦爆、陸攻は全て迷彩されていましたから「赤帯」が無いのです。零戦に生産工場で施される迷彩(機体上面を緑色一色に塗装する海軍機の代表的迷彩)が導入され始めたのは十八年に入ってからです。全面緑色とは機体上面、下面を含めた機体丸ごとの緑色塗装のことだと思いますが、この塗装も迷彩のうちの一つのパターンとして零戦にも採用されています。
BUN
片
そっか!灰鼠色と言うんですね。これは迷彩じゃなかったのか、スミマセン!
チャッピー