どなたもお答えにならないので、その任にないことを承知で不肖わたくしがまずお答えします。もっと詳しい方のフォロー希望。
　ええと、われわれが見ることの出来る航空機のデータ表に載っているジェット・エンジンの「最大推力」は、機体に搭載されて飛行している状態の推力ではありません。
あれは静止推力と呼ばれ、言ってみればエンジンが単体で地上に置かれている状態で出す推力です。地上の状態とは、高度０ｍ（海面高度）に相当します。
機体に搭載したときの推力は飛行状態（速度・高度）、またエアインテイクの効率等で大きく変わってきます。
その点からすれば、データ表のエンジン推力は一つの目安にすぎません。
　ただし、いま考えているような飛行機が離陸する際の推力は、データ表の静止推力にかなり近いかもしれません。

便利少尉

「前から吸い込んだ空気を後ろに吹き出して推力を得る」という点を加味して計算すると、エンジンの供給するエネルギーに対して実際に飛行機の運動に使えるエネルギーの割合は
V/(V+U/2)
ただし V は飛行機の対気速度、 U は排気の対気速度。
ということで速度０のとき仕事率０ですね。
ひで

ありがとうございます
(ヨーグモス)