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1514 (質問1)
初歩的な質問で申し訳ないですが当時のパイロットの証言で時々見かける「突っ込みが効く」「突っ込みが良い」というのはどういう意味なんでしょうか?
コンテクストからして「加速が良い」に近いのかな?というニュアンスに感じられるときもありますが、よく分かりません。

(質問2)
あと、これも初歩的かつ感覚的な質問なんですが、大戦後期の2000馬力級エンジンを搭載した戦闘機(例えばF8F)の離陸時の加速力は次の内どれに一番近いのでしょう。

1.原付の全開加速
2.B747の離陸時の加速
3.スカイラインGT-Rの全開加速
4.リッターバイクの全開加速
5.4.以上
エラガバルス

  1. 私は P-51 の後席での同乗飛行を体験しましたが、離陸時の加速は原付より強烈ですが競争自動車ほどではなく、MD-80 系ジェット旅客機に近い感覚でした。ただしジェット旅客機は長い時間加速が続き十数秒後にようやくロールに移りますが、P-51 はグッと加速してすぐ尾部が浮き数秒後にはもう浮かんでいたのが印象に残っています。
    ささき

  2. あのー、質問の内容とちょっと違うんですが、
    競争自動車よりジェット旅客機の方が加速度は大きいんですが・・

    例)ポルシェ国内GTクラス仕様→0.8G程度
      ボーイング747→0.9G

    ちなみにスカイラインの全開加速は0.7G程度で
    リッターバイク(F1仕様)で0.9Gです、
    原付>問題外、というか知りませんがかなり低いはず
    車はのっている姿勢が地面に対して垂直に近いので
    よりGを感じやすいらしく、バイクよりGがかかっているような錯覚を覚えます。
    B47とレシプロエンジンの加速はちょっと知りません。

    3号電探

  3. 僕はささきさんが搭乗されたような、復座に改造されたP-51Dの離陸をビデオに撮っていたので、見直してみました。 滑走開始時に既に少々機速がついており、又いきなりスロットルを全開にしているわけではありませんが、記録された離陸では8〜9秒で尾輪を浮かせ、主輪でしばらく加速し続け14.5秒程で離陸していました。
    かなり慎重に扱っている感じでVr (rotation speed)は多分120〜125mph近辺、してみると離陸までの平均加速度は0.38〜0.39G といったところでしょうか。
    (ただし、かなり機体を労わりながら飛んでいる感じだったので、ひょっとしたら大戦中の運用より低いマニフォールド・プレッシャーで離陸していたかもしれません)
    2人搭乗で燃料は20分のちょい乗り数回+リザーブ30分、まあ離陸重量は8500〜9000lb程度でしょうから、荷重あたり馬力はリッターバイクに近いかもしれませんね。
    みなと

  4. (質問1)について
    「降下性能が良い」と呼ばれる場合、その内容には大きく分けて2つあると言えると思います。
    1.降下時の制限速度が高い
    2.降下に入ってからの加速がよい。つまり、短い時間で高い降下速度に達することができる。
    で、ご質問の回答としては2が該当すると考えていいのではないしょうか。

    (質問2)について
    該当する機体が残っているからといって、第二次大戦機当時の全快加速を実現しているという保証はないのではないでしょうか。となると、当時のパイロットに聞くしかないでしょうが、そのパイロットが1.〜4.を体験している必要がありますから、回答を得ることはほとんど難しいと思います。また、1.3.4.については、車種によっても相当違うでしょうから、さらに表現が難しいと思います。
    また、2000馬力級エンジンといっても、これまた種類や減速比によって加速性能に相当差があるでしょうから、こういうときは「F8Fの」という訊き方をしたほうがいいと思います。
    胃袋3分の1

  5. 皆さんご回答ありがとうございます。
    やはり質問2についてはちょっとあいまいすぎましたね。
    以後気を付けます。

    質問1について胃袋3分の1さん、ありがとうございます。
    エラガバルス


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