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昔は各国で、機体にマークやキャラクター が描かれているのをよく見かけますが、 今の日本の航空自衛隊では機体に マークやキャラクターが描かれている機はあるのですか? マルマイン |
明石耕作
空自の部隊マークは各国空軍の中でも派手なものだそうですけど。
*わしが知っている主な部隊マーク:
戦闘機部隊しか知らないんですが・・・(;^_^A
言葉で説明するより見た方が早いかなぁ。
<F-1&F-2部隊>
・第3飛行隊(三沢) 武者兜の横顔
・第6飛行隊(小松) 丸地に剣と弓矢
<F-4EJ部隊>
・第301飛行隊(新田原) 黄色いマフラーを巻いたカエルの顔
・第302飛行隊(沖縄) オジロワシ
・第8飛行隊(三沢) 黒ヒョウ
<F-15部隊>
・第201飛行隊(千歳) ヒグマの横顔
・第203飛行隊(千歳) 『203』+クマを図案化
・第204飛行隊(百里) ワシの横顔
・第303飛行隊(小松) 『6』の図案化地にドラゴン
・第304飛行隊(新田原) 天狗
・第305飛行隊(百里) 日の丸に梅花
・第306飛行隊(小松) 『6』の図案化地にイヌワシの横顔
・第22飛行隊(新田原) ペガサス?に『V』
<その他>
・第501飛行隊(百里) ウッディ・ウッドペッカー(アメコミのキャラ)
・飛行教導隊(新田原) 白いコブラの頭
・E-2C運用部隊(部隊名忘れた(;^_^A 三沢) コウモリ
・飛行開発実験団(入間) 輪(月?)に楔型マーク
第22飛行隊は、F-15Jのマザースコードロンであった旧第202飛行隊を改編して教育部隊としたものですが、この旧第202飛行隊の部隊マークは『武人埴輪』でした。
空自の部隊マークには、『日の丸(国籍マーク)より小さく』という内規があり、唯一の例外は、尾翼の半分にワシを描いている沖縄の第302飛行隊だけです(一度小さくしたことがあるが元に戻ってしまった)。元々この部隊は北海道に所属し、オジロワシをイメージして現部隊マークを作りましたが、その後沖縄に移駐したことから、マニアの間では『オジロワシからカンムリワシへ』と呼ばれたそうです。
すでにレスがありますが、空自の航空機でスペシャル・マーキングが見られる機会といえば、各隊の記念行事等の他、毎年1回開かれる『戦競(戦技競技会)』でしょう。
まったくスペシャル・マーキングを施さずに出場する部隊もあれば、ちょこっとポイント的に入れる部隊もあり、新谷かおるや貞本義行等の著名イラストレーターや漫画家に原画を描いてもらう部隊もあります。また、マーキングの傾向も、派手なカラー・マーキングと、徹底して低視認性(ロービジ)を重視した地味なものに大別されます。
マーキングも、部隊マーク等に由来するキャラクターや、旧部隊の部隊マークを使うなど多種多様で、仮想敵である飛行教導隊のシンボル『白コブラ』や『赤星ドクロ』をやっつける図案を取り入れる部隊も多いようです。
ここら辺の傾向は、同じ部隊でも年度によってガラリと変わったりするので、それぞれチェックしてみるのも面白いかもしれません。
ブラック・タロン
・入間基地のC-1:地元の猛禽類,ちょうげんぼう(ただ単に鷹か鷲かも)
・美保基地のC-1:地元の神話,因幡の白ウサギ
特に後者の,弱さ爆発なところがたまらなく好きなんです。
maNoke