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今フと思っただけなんだけど。。 空気駆動式のエゼクタってありますね。 これってレシプロエンジンに使えなかったんでしょか? いやWWII時の日本が排気タービン作るにも四苦八苦していたんだから、効率悪くともエゼクタ使って総合効率(熱回収効率)を上げたりしなかったのか?位の 軽い発想です。排気を使うという問題があるかもしれないけど。 sorya |
排気ガスを利用してエンジンルームの熱気を
吸い出させる設計になっています。
レシプロ機の性能向上と言う場合、計算はしていませんが
排気はそのまま推力として利用する方がお得な気もします。
たかつかさ
安定稼動時(遠距離巡航)にしかこの手の代物は利いてこない代物だと思うし。
どちらかといえば、燃費低減という命題で(しかもまともな冶金技術がない状況下において)排気タービン以外にどんな手を打てたんだろう?っていうすご
い単純な考えからでしたっと。
sorya
被弾時の安全性を放棄するような考え方ですが、
航研機で採用した手段があります。
すなわち、気化器(あるいはインジェクタ)からエンジンまでの
配管長さを極端に増し、ガソリンを完全に気化させてから吸入させる
ものです。
これによってリーンバーンが可能になり、部分負荷条件での燃費が
改善できます。
航研機では空燃比30前後まで持っていけたようですが、これなら
巡航出力でもスロットルバルブはほぼ全開に出来ます。
被弾時に出火しやすいだけでなく、加速時にエンジンを痛めやすいのも
問題ですが……。
たかつかさ
やはりそうそう簡単に燃費向上(もしくは機械的損失の低下とか熱回収効率の向上)なんてことはできないのか…。
碇氏の著作とか、堀越氏共著の回顧録みたいなの読んでると、いかにコンパクトで大馬力のエンジンを望んでいたかについては語られているんだけど、燃費に関して
は悪い悪いの一点張りで、それを向上する努力をしてたんだろうか?なんてフと気になったんだよね。
その考えの行き着く先が=>冶金技術や実装技術の未熟により排気タービンは当時実用化不能=>でもなんかいい手ないか?=>そういや当時は既に蒸気機関を使ったエゼ
クタってあったな=>ってことは空気駆動式ってのもあったろう=>これつかってなんかならんもんかな?ってな至極単純な思考経路をたどってしまったのでありました。
何にしても相談に乗ってくれて感謝。
sorya
1ショットライターと揶揄された(と言われた)一式陸攻どころの話じゃないな。
翼内に燃料しこたま抱えてるわ翼は木製の上、一発火花飛んだだけでかくや爆発の危険性まではらんでいるとは。。。これじゃ国外に出ていった二機は目的地までと
どくわけはないなあ。
sorya
うにゃ。
航研機は国外には行っておりませんですし、1機しかつくってませんです。
「2機」「国外に出ていった」「目的地までとどくわけはない」からみて、朝日新聞が立川に作らせて陸軍が分捕った(当初は紀元2600年記念紐育親善訪問機だった)キ77長距離機(A26)と混同されておられるのでは。こちらはハ115改の双発で、エンジンは高度弁の機能強化とプロペラシャフトのギア比変更程度の改造しかしていないもののようです。
Schump
航研機とA−26(キー77)を混同されてます^^;
同じ主務者の設計ですが、A−26では(発動機メーカーが忙しかったせいもあって)
プロペラ減速比を下げる以外には大きな改造はしていません。
航研機が危ないのには同感^^;
(長距離記録機で危なくないものは無いですが)
たかつかさ
ゃになっとりました。その通りです。キ77ですね。多謝。
sorya
W・アデマイド