QQCCMMVVGGTT
1484 |
単純な疑問です。 WW2のドイツ軍機の風防は枠だらけですが、スピットファイアーなどは非常にすっきりとした一体型です。 当時のドイツでは、一体型の風防は作れなかったのですか? それとも他の理由があるのですか? シゲル
|
- 追加と訂正
FW190はスッキリしています。
シゲル
- Me163 や He162 には曲面風防が採用されていますし、Fw190 の後部風防などはかなり枠の少ない曲面整形です。また Do217 や Ju188 の旋回銃座も平たい半球状の枠なし透明風防になっていますので、少なくとも大戦後期には曲面整形の技術があったものと思います。Do17 や Ju88 の多面型前面風防、Bf109 の平面的な形状は曲面風防による視界の歪みを嫌ったものではないでしょうか。
ささき
- 制式になった時期のあまり違わない、日本の「ゼロ戦」と「隼」に当てはめると、どうなるのですか?
シゲル
- ↑ついこの間、同じような質問があったばかりと思うのですが。
片
- 隼も風防の枠の多い機体です。昭和15年〜17年頃の写真をよぉ〜く見てごらん。
BUN
- すみません、そうか、零戦とキ-43を比較してっていうことですね。それは、キ-43の方が平面が多く造形しやすい分、枠が少ないということではないでしょうか。
片
- 凝り性の三菱と、それとはちょっと違う方向を目指した中島の、設計陣の気質の差、というありきたりなことに収まってしまうのではありますまいか。
片
- 爆撃機の場合はうす暗くなった時や夜間の爆撃を考えて、あえて一体型の曲面ガ
ラスにしなかったようです。というのは外が暗い場合、内部は必要最低限の照明を
つけるのですが、その明かりがガラスに反射して内面が鏡のようになり、外が見え
なくなってしまうからです。
これは一体型の曲面ガラスをつけたAr234でも、パイロットが証言しています。
したがってこれを防ぐためにわざわざ下面を黒く塗ってしまうこともあります。
国江
Back