1463 |
P51D型とP51K型の相違点はどこですか? 札幌生飛龍 |
背ビレ付きで、後部が高いキャノピーをつけた、D型後期のスタイルですね。
どんべ
Dはハミルトン・スタンダード製、Kはエアロプロダクツ製のプロペラをつけています。
Kのプロペラには付け根にカフスがないので識別は簡単です。
このエアロプロダクツのプロペラは、ハミルトンのものより軽量にできていましたが、つけてみると速力と上昇力の点でわずかに劣ることと、鋼製中空構造の品質管理が甘かったのかできあがってきたブレードの重量に違いがあったりして、5本に1本というかなりの高率で不合格品のブレードを出したりしたため、実機への装備は1500機(それでもかなりの数ですが…)で取りやめとなりました。
まなかじ
BUN
これは戦後のD型によく見られます。
D、K型共に生産ロットによって多少の差異があるので、パッと見で判別は難しいかもしれませんね。
JK