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空技廠飛行実験部のJ2M3「コ-J2-34」は、例外なく雷電二一型の34号機、つまり三菱第3034号機であるとされていますが、実は3004号機だということはないでしょうか? 尾翼の機番の十の位はタイプを表すものだと思えると、いろんなものがしっくりおさまるのですが。ほかにも、例えばJ2M2の実験機は「コ-J2-2○」です。 片 |
- 同意見です。世界の傑作機の解説は多分間違いでしょう。
コ-J2-34 の30番台はM3を表していると考えられます。
コーJ2-2? の20番台の機番もM2のことでしょう。
他の例としては彗星にも、コーDY-35というD4Y3の試作機が存在します。彗星三三型試作機が彗星の35号機または3005号機とは考え難いものです。
BUN
- 彗星は例が豊富ですね。D4Y2のコーDY-29もあればD4Y4のコーDY-42もあります。紫電改のコーK2J-6のような例外もありますが二桁番号の解釈はこれで良いのでしょう。
BUN
- 紫電で「コ-N1J-85」というのがあるんですよ。学研の『紫電改』にも、載っています。その方向舵を見ると、明らかに「川西785」と書いてあるのです。むしろ、こちらの方が例外なのでしょうか。
片
- うわっ。といいつつ、学研『雷電』を見ると、ラダーに「3034号」と書いてある。……理論崩壊。
片
- おお、どれどれ。785号機、載ってますねぇ。
しかし、この姫路工場製85号機が、何で空技廠にあるのでしょう。
解説では十九年五月頃となっていますが、五月、六月ではまだ、711号機や712号機が要約部隊配備になる頃ですので、時期的に間に合いません。785号機が領収されるのはもっと後のことだろうと考えられます。
紫電改の量産計画に着手し、紫電の生産終了が決定した、こんな時期に何故785号機が横須賀にあるのかという事のほうが私には疑問です。
BUN
- 何々!おお、描いてありますね、3034と。写真は穴の開くほど読めという教訓みたいな話ですね(笑)。でも落ち込むのはまだ早いんじゃ?下一桁だけ拾ったんじゃないですか?
BUN
- 「コ-J2-15」というJ2M2もあるらしいです。駄目かな、こりゃ。
片
- 15号機?どこにあるんですか?
BUN
- これは写真じゃないです。学研『雷電』の82ページ。
でも、11型だから「-15」なのだと思いたい。
一式陸攻三四型などを見ても、十の位は型番ですもの。
片
- この辺の記述と資料はあまり信用しなくても良いと思います。それ程確実な事を言っている訳ではありません。
BUN
- んー、納得することにいたします。どうもありがとうございます。
片
- と、いうのも、上記の記事とほぼ矛盾する内容の資料も存在するからです。事実関係と実機の写真が出てからハッキリさせれば良いと思います。推論はありますが、飲まないと喋れません。
BUN
- 少し想像がつくような気がします。
片
- ううっ、B6N2で「コ-B6-11」があってしまう・・・。
片