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エアバスA380生産開始のニュースですが新型機なのに2006年 ローンチというのはずいぶん早いような気がするんですがいかがでしょう? これから設計に入って試験を重ねて実飛行まで6年しかありません。 何か特別な工夫のようなものがあるんでしょうか? それともこんなもんなんでしょうか? TN |
B747の場合、
1963:空軍CX計画の要求仕様発表。各社基礎設計を開始。
1964.5:競争設計コンペ開始。
(このころ、パンナムは次世代大型旅客機開発をボーイングにオファー)
1965.9.30:CXにはロッキードC-5案が採用、ボーイングは敗退。
1966.7.28:ボーイング、B747開発を正式決定(ローンチ)
1968.9.30:B747初号機ロールアウト
1969.2.9:初号機初飛行
1969.12.30:B747-100型に型式証明付与
1970.1.22:パンナム、NY〜ロンドン線にB747を就航開始
となっています。
エアバス社のラージ・エアクラフト部門は1996年3月に正式に発足していますから、基礎研究開始をここに同定しても10年、それほど長い開発期間ではないでしょう。
ちなみにエアバスの他機種のローンチ→初飛行→就航は以下のとおり。
A300:1967.9.26→1972.10.28(試験型)・1973.6.28(量産型)→1974.5.24
A310:1978.7.6→1982.4.3→1983.3
A320:1984.3.2→1987.2.22→1988.4
A330:1987.6.5→1992.11.2→1994.1
A340:1987.6.5→1991.10.25→1993.3.15
ベルーガ:1991.8→1994.9.13→1995.9
Schump
ところで最後のベルーガって何ですか?
TN
http://www.airbustransport.com/
をご覧あれかし。これのプラモをサンダーバード2号塗装にした作例を見たことがありますが、怖いくらい似合ってました。
Schump
あの形を見るとどうしても『グッピー』を思い出すわし。でもカーゴ部のハッチの開き方はベルーガの方が格好いいなぁ(おいおい)
ブラック・タロン
ベルーガが成田に飛来したのは、ドラクロワ作「民衆を導く自由の女神」という絵画を輸送するためでした。
くろねこ
あれってロケット(組立て前の輪切り状態の)空輸する為にああいったカタチになっているんですよね?
ガンヘッド
ノースバーグ
元々エアバス社が部品の輸送用に使っていたグッピーがいいかげん老朽化した(多分その他にもエアバス社の機体が大型化してきて収まりがつかなくなったってのもあるはずだけど)ので、エアバス社が開発した機体がベルーガです。
ooi
欧州各地の関連工場から半組み立て胴体・部品を輸送するほか、世界各地でエアバス機が破損した際、交換パーツを搭載して修理にかけつける役目も果たします。
その他、「社外営業」としてロケット部品、発電機、羊なども運んでいます。
ただ、エンジンがそんなにつよくないので、あまり重たいものは苦手かもしれません。(ベースはJASも使っているA300-600ですから)
くろねこ
ロケット運ぶのが「社外営業」とは知りませんでした。
それにしてもなんとも愛嬌のある機体ですよね(笑)
ガンヘッド