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戦争末期(大東亜戦争)小生国民学校(小学校)5〜6年頃発売の小冊子「敵機一覧」に英国空軍の木製機モスキートが写真入りで掲載されていました。B29は推定性能のみで、まだ名前だけ。当時日本でもアルミ、ジュラルミン不足で新潟県村上市で木製戦闘機の試作が行われていました。その資料は村上市に残って居るはずです。ところで、英国のモスキートのその後のデータ、ぜんぜん無いので、誰かお分かりでしたら発表して頂きたいと思います。虫のいいお願い。 日本海の赤ひげ http://homepage2.nifty.com/abe-san/index.html 「あーさん」こと a.akira@nifty.ne.jp あーさん |
「敵機一覧」に記載されていたモスキートの写真は英国などが発表したものやドイツが捕獲、スパイ等から得た写真ではなくなんらかの形で実物が日本に運ばれ、そのモスキートの消息をお尋ねですか?
いおーじま
さて、モスキートについて、爆撃機型のB-Mk.XVIの諸元を以下に転記します。
スパン長: 16.51m
アスペクト比:6.7
全長: 12.34m
全高: 3.81m
重量: 10430kg(兵装搭載時)
爆弾搭載量: 1800kg
発動機: ロールスロイス・マーリン1690馬力 x 2
乗員: 2名
性能
最大速度: 609km/h @ 4023m(FB VI,戦闘爆撃機型)
巡航速度: 444km/h
航続距離: 3145km
実用上昇限度: 12800m
この他、モスキートの誕生物語、派生型に関する解説、あるいは現存の機体の写真等についてはA. Dawson氏の”The Mosquito Page”が参考になります。
リンクを辿れば、大戦中のNewsletter等もご覧になれますので、お薦めです。
http://www.utopianconcepts.demon.co.uk/andy/Mosquito/Mosquito.html
余談ですがモスキートは試作及び初期生産型は、ガゼインを接着剤に使ってたんですね...。
その後、やはり耐水性が問題となり尿素樹脂系が使用されるようになった様です。
これも現代の目からすると耐水性が十分といえるものではありませんが、製造工程が求めるものと合致したのでしょう、興味深い点です。
みなと
2)みなとさん 関屋出身だそうで、すぐ近まですね、お陰さまで、敵ながらあっぱれの思いで数十年前から(当時航空少年だった小生が)思い焦がれていた、 あのスマートな双発戦闘爆撃機のすべてを拝見しました。積年の恋が実った思いです。有難うございました。
カゼインといえば戦時中牛乳の不足はお国の為にと言われて、「欲しがりません勝つまでは」と頑張った時代を彷彿させます。
有難うございました。m(_ _)m
あーさん
http://www.lanset.com/crazy17/jp/air/mosquito.htm
ささき
力作HP.全部拝見させて頂きました。皆さん良く勉強されている事に、感心しています。マスコミその他で色々言われていますが、私は21世紀の日本も大丈夫と思います。政府・官僚の一部やマスコミ等の言葉に惑わせられる事なく、若人は良くやってます。これからは皆さん、所謂戦争知らない(体験してない)世代の人の時代ですが、戦争の時代の何たるものかを、テクノロジイー以外の、心理的・文学的見地からも、見詰め研究して記載発表頂ける事は有り難い事です。21世紀のわが国を宜しく。
余談ながらグライダーを滑車で揚げる方法や、行灯凧で揚げる方法等ご存知ですか。私らの世代では常識でした。
あーさん