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1329 #1316に関連して質問します。
サンダーボルトでもWW2のP−47。12.7mm8連の射撃で当時のドイツ
戦車は撃破できたのでしょうか?
対戦車兵器は、ロケット弾ないし爆弾が使われたのでしょうが、それを
使い尽くしたあとは、機銃掃射だけでも対戦車攻撃していたのでしょうか?

また、A−10の30mmガトリング砲は凄まじい破壊力と聞きます。
P−47のパワーは当時も抜きんでていましたが、12.7mmじゃなく
30mm4門くらい搭載できたと思いますが、なぜ20mmさへも
積むことを選ばなかったのでしょうか?

OGASAKA UNITY

  1.  12.7ミリでは厳しい感じもしますが、当たり所によってはなんとかなった
    のかも知れません。

     まあ、12.7ミリは戦車以外のAFVやソフトスキン、兵員なんかが主目標
    ではないでしょうか?
    tackow(K2/Manba)

  2. 有効です。それゆえの対策が採られているほどです。
    BUN

  3. 余談ですが、陸自96式装輪装甲車、軽装甲機動車は12.7ミリでは撃破できません。73式はわかりません(笑)。宣伝宣伝!(笑)
    ガンヘッド

  4.  そうか、、4号とかは上面の装甲が10ミリしかないんですね・・・これだと
    まずいかも・・・正直、20ミリ位はあると思ってました。
    tackow

  5. ドイツ戦車の後方上面にはでっかい放熱グリルがあり、例え小口径弾でも撃ち抜かれるとラジエターをやられてエンストしオシャカになりました。対策として装甲板をかぶせたりしています。
    ただ機銃掃射はロケット弾にくらべて射程距離が短くそれだけ目標に接近する必要があり、攻撃側にとっても対空火器の返り討ちにあう危険の高い戦法だったようです。
    ささき

  6. >30mm 四門
     実は米陸軍の戦闘機武装コンセプトは二転三転しています。1930 年代末期には「空中戦艦」的思想に取り憑かれ XFM-1 や P-39 など 37mm(ブローニング M4、初期型は装備弾数たった 15 発)搭載の機体を作っています。これらは対地攻撃用ではなく空対空で使うつもりでした。その後熱が冷めたように 12.7mm 一辺倒、主翼多銃装備の多弾主義に走ります。P-47 は設計時期が多銃多弾主義のまっただ中でした。
     しかし 12.7mm のパンチ力不足は問題となったようでフランス・イスパノ HS404 系の 20mm AN-M1/M2(P-38 に搭載)、ブローニング M10 37mm(M4 の改良型・ベルト給弾)、M9 37mm(対空機関砲の機載型, XP-63D に搭載)、T13 75mm 手動装填砲(B-25 に搭載)、T15 75mm 自動砲(XA-38, XP-58 に搭載予定)などを開発しています。実際、P-47 の後継機と目された XP-72 は M10 37mm を四門装備する予定でした(主に重爆迎撃用ですが)。しかし対戦車ロケット弾が実用化され実戦で威力を発揮すると、機載大口径砲に対する興味は急速に失せてゆきました。
     機載大口径砲の欠点は機関部重量と装弾数が釣り合わないことです。北アフリカで「猛威を振るった」と言われているハリケーン IID の 40mm 砲は一門あたり 134Kg もあり、装弾数はたった 15 発に過ぎず撃ち尽くせばただの重荷になってしまいました。Uボート狩りに活躍したモスキート FB.XVIII の 57mm 砲は重量 800Kg 以上、しかし装弾数は 22 発です。しかも全弾撃ち尽くす前に故障しないとも限らず、緊急時には投棄できるロケット弾と比べて不利な点が目立ちました。
     A-10 がこれら前大戦の大口径砲と異なるのは機体キャパシティの大部分を弾倉に当てている事で、重い 37mm 劣化ウラン弾を実に 1000 発以上も携行できる能力にあります。また GAU-8 ガトリングは外部動力駆動で、不発弾があってもお構いなしに作動を続行します。
    ささき

  7. ↑訂正、GAU-8 は 30mm ですね。
    ささき

  8. 対戦車攻撃用の主武装はHAVR(ロケット弾)だったんじゃないですか?
    それにここのところ話題のA-10の主武装もAGM-65なのでは?
    (N)

  9. >8.
    >対戦車攻撃はロケット弾が主
    もちろんその通りですね。上で長々と書きましたが、「ロケット弾が充分有効だったからあえて大口径機銃を積む必要性を感じなかった」とまとめられるでしょうか。

    >A-10 の主武装
    AGM65 マベリックは確かに有効な兵器でしたが(ナイトビジョンの代りにもなった)、「主武装」と言うのはどうでしょう。A-10 は GAU-8 と巨大な弾倉を中心に設計したと言っていいほどの飛行機ですけど。
    ささき

  10. だったら、13箇所もハードポイントはいらなかったですよ(尤もAGM-65がつくのは2箇所だけだけど)。
    (N)

  11. >余談ですが、陸自96式装輪装甲車、軽装甲機動車は12.7ミリでは撃破できませ
    え!!そうなんすか〜??
    対弾性の目安として、装甲車は1mm/t(14.5tで耐14.5mm)
    戦車2mm/t(60tで耐120mm)くらいだと思っていたんで(大ざっぱ)
    軽装甲機動車って自重どれくらいなんでしょうか?二人乗りの豆戦車ですか?
    fanfan

  12. >11
     軽装甲機動車は、早い話が4輪装甲ジープみたいなもんです(フランスのVBL辺りを思い出してくれい)。スペックは、全幅2m・全高1.8m・全長4.2m・重量4.5tとなっております。定員4名、100km/hで走行可能。固有武装はありませんが、試作車の写真では5.56mm機関銃ミニミを車体上部に積んでおりました。思い切って装甲能力を絞ったせいか単価的には安いらしく、平成13年度概算要求では145両の調達が予定されております。
     車輌Ans.Qのネタだな・・・(;^_^A
    ブラック・タロン

  13. ここに写真があります。
    http://www.jda-trdi.go.jp/japanese/groundjt.html
    窓さえも撃ち抜けなかったそうです。
    ガンヘッド


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