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1324 旋回砲塔はなぜ命中率が低いのですか?
素人考えでは固定銃は機体を動かさないと射線を変えられないのでよっぽどこっちが低そうに見えますが、
旋回砲塔には爆撃機がまっすぐ飛んでても射線を変えられる事を上回る致命的な点があったのでしょうか。
佐東

  1. 空中戦での射撃は敵の未来位置に向けて撃たなければなりませんが、戦闘機の前方機銃の場合、追尾中に射撃する限りそのズレを小さく押さえられる、ということです。一方、爆撃機の銃座の場合は必ずしもそうは行かず、自機の進行方向と交差する目標を射撃することになる場合が多い為、より大きな見越し角で射撃しなければ命中弾が期待できません。
    BUN

  2. >1.BUN 氏の述べられていることを解説すると以下の事となるのでしょう。

    自分の搭乗機もそれなりの速度で飛行しているわけですから慣性力が加わり、実際の弾道軌跡はその飛行方向に曲弾道となり、見越し射撃はさらに難しくなる様です。

     詳しくは、下記HP の 4.Own Speed Factor をどうぞ。

     http://www.geocities.com/CapeCanaveral/Hangar/8217/fgun/fgun-th.html

    又、爆撃機の防御銃座の歴史、解説、でしたらここをどうぞ。

     http://www.geocities.com/CapeCanaveral/Hangar/8217/fgun/fgun-de.html

    軌跡の発動機?誉

  3. 坂井三郎氏の言によると・・・
    爆撃機の旋回機銃と戦闘機の固定機銃の命中率の対比は、大雑把に言って『1対10』くらいであろう・・・という事でしたよね。
    やっぱアレですかね、旋回機銃の本当の効果は『弾幕を張って敵機を近づかせない事にある』のでしょうか?
    つまり『当たった方がいいに決まってるけど、まぁ敵を追い払えればいいかなぁ・・・』という。違うかな?
    謎の印度人

  4. ただし、敵機の真後からの接近は危険です。
    多くの戦闘機パイロットが指摘しているとおり、
    後部に旋回機銃を積んだ爆撃機でも、真後から接近する相手には
    左右の修正が少なくてすむため、固定機銃同様に命中率は高かったはずです。
    みや


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