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ドイツ軍は開戦時長距離爆撃に随伴できる戦闘機がいなくて困ってたけど 一機の爆撃機改造して爆装なしにして機関銃これでもかって積めば空飛ぶ 要塞みたいになると思いませんか? 紅葉饅頭 |
だいたい、護衛戦闘機の固定機関砲の方がはるかに命中率が高いですし。
胃袋3分の1
tackow
紅葉饅頭
によると、B-17Fをベースにして12.7mm機銃14挺、総携行弾数10700発、ナセルの
主要部と各銃座周辺に装甲板を追加という改造のYB-40が23機発注されました。
が、ノーマルのB-17Fに比べて1700kgも重くなり、速度・上昇性能が低下。
爆弾投下後の身軽なB-17Fについていけなかったそうです。一部を除いて本国へ
帰還し、練習機となりました。YB-40は失敗でしたが、機首下面動力銃座の
有効性が実証され、B-17Gで標準装備となったそうです。
KI-100
B−17と同じ理由でポシャってます。
当然、He111やJu88でやっても同じ結果になると思います。
ところで、ドイツはちっとも困ってなかったと思いますよ。
長距離作戦はBf110で全部賄うつもりでしたし、フランス戦まではそれで十分に通用してましたから。
まなかじ
古いJu52とJu86を除けば、He111とHe177くらいだね、ドイツ爆撃機で胴体内に乗員がいるのは。
まなかじ
勝井
なんでもイタリア側に渡ったP-38が、味方機のふりして
B-17を落すようになっため、落後機のふりして
そのP-38を落すために使われたようです。
詳細の模様は「B-17 大空の要塞」マーチン・ケイディン著 フジサンケイ出版
にあります。けど、この本書店にまだあるのかなあ・・・
P-kun
B-17の場合、爆弾倉そのものが、12.7mmの機銃弾庫になっています。
P-kun
その話、同じケイディン先生がP−38の方から書いたものもあります。
「双胴の悪魔・P−38」朝日ソノラマ文庫版航空戦史シリーズ34に載ってます。
なかなか愉快な話ですね。
まなかじ
要塞というのは防御兵器です。防御兵器というのは敵が近くに来てくれなければ意味をなさないのです。旋回機銃の射程距離なんて大したことありません。一機や二機を随伴させても、戦闘機のほうで回避されたらどうしようもありません。
「そういう機体を一杯作って編隊の周囲に並べたら…」とも思うでしょうが、燃料も乗員も限られた資源です。大人数乗りの重爆援護機を多数随伴させるという事は、出撃可能な機数から「爆撃機」を差し引くわけであり、肝心の爆撃能力を減らすことになってしまいます。
旋回銃の照準時間は長くて3〜4秒と言われており、有効射撃時間は1、2秒しかありません。戦闘機のほうも馬鹿ではないから機体を滑らせたり曲がった経路を取って照準を避けながら接近します。「落伍機のふりをして相手を油断」でもさせない限り、いくら機関銃を沢山積んでも集中火網を浴びせることは難しいのです。
ささき
B−29なら朝鮮戦争でミグ15でも迎撃可能だったようだけど。
http://www.epsnet.co.jp/~vought/ansq001/A1000766.html
毛沢豚