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先日実家(鳥取)に帰って友人の車で海岸沿いの長い直線道路を走っていたとき、友人が「この道路は緊急のときには滑走路になると地元では言われている。」と言っておりました。まあ与太話だとは思いましたが、緊急時には滑走路として使用する事を想定して造られた道路なんてものが日本にあるんでしょうかねえ。 ヒグマドン |
で、翻って日本ですが。少なくとも僕は、緊急時に滑走路として使用することを認定して造られた道路の存在を知りません。恐らく、そのような物は、日本には存在しないでしょう。
けど、滑走路を利用して造られた道路なら知ってます。茨城県黒子にある町道が、それです。元は、埼玉県熊谷にあった陸軍飛行学校の第6団分教場として昭和14年に建設された下館飛行場だったそうです。その主滑走路跡を利用して道が作られたので、長く直線が続くのだとか。偶然に読んでた『散歩の達人』誌2000年11月号にて紹介されてました。脱線してしまい、もうしわけないっす(笑)。
ところで便乗質問ですが・・・日本の高速道路って、その気になればジェット戦闘機の離発着に使えないものでしょうか? つまり、法的な規制などを全く考えずに、純粋にハードとして、臨時の野戦空港として使用できるか、ってことです。アスファルトだと、ジェットの熱で溶けてしまいそうですが・・・。
ツカドン
ダンガ−J
また20〜30トンの重量をたった3脚で支える飛行機に
路面が耐えられるかどうかも少々疑問です。
1>「離発着」っていう言葉はあるのかな?「離着陸」の方が正確では?
aegis
我が国では道路を有事に滑走路として使うことは考えてはいないと思いますが?
以下、余談。
以前、台湾とか韓国に旅行したときには、有事に道路を滑走路として使うとガイ
ドさんが説明してました。
ただ、一般の道路を滑走路に使うのは、付帯設備なんかの関係もあるでしょうし。結局、数キロの直線が必要でしょうから目立つだろうし、、
確か、スイスあたりではその辺の損得が検討されて、道路滑走路は止めにした、とか記憶するんですが・・・
tackow
すいません。まちがえました。訂正、感謝します。
ツカドン
彼の国では、公園風の海岸を散歩していたら、突然トーチカがあったりして、なかなか落ち着いたムードになれません。
片
中島式
高さが高すぎてスキージャンプでもないと離陸できないんじゃないでしょうか。
韓国の高速道路ですが、高校の修学旅行で行った際に直線距離をバスの時速と秒数で概算する
と、約3000mありました。片側3車線(計6車線)のうえ、中央はコンクリブロックだけだ
ったので軽戦闘機の運用は可能なのでしょう。
ペンギン
ヒグマドン
セスナ位なら、高速道路で離発着できませんでしょうか?
勝井
黒人飛行部隊 No.99 独立中隊の逸話を読んでいると、米本土で P-39 での訓練中に機位を失って燃料が心細くなり、高速道路に降りてガソリンスタンドまでタキシングし(こういう時三輪式は便利ですね)ガスを貰って離陸し基地へ戻ったなんてエピソードも載っていました。しかしスタンドの店員はさぞ驚いたでしょうね(^^;)
ささき
米国の田舎では農作業用とか連絡用とかの目的で、合法的に道路を滑走路とし
て使う場合があると聞いたことがあるんですが。
ホントですか?
tackow
少なくともサンフランシスコ・サンノゼ近郊では日常的に道路を滑走路に転用している例はないと思います。農業地帯である NAPA Valley(ワインの産地で有名)や San Joaquin Valley(ヨセミテの麓、見渡す限りの果樹園)には 10 マイル四方に一本くらいの割合で自家用滑走路がありますので、わざわざ危険を冒して道路を使う必要は無いのではないかと。
ささき
スエーデンではむしろ高速道路を使わない方針であるようです。
位置を捕捉されやすいからだとか。一般道の使用がもっぱらのようです。
片
グリペンはごく普通の700m直線でOKでしたっけ?
勝井
兼用の道路なら,我が郷土岡山の笠岡市と言うところにそのものズバリ
「農道空港」と言うのがあります。
多分ウルグアイラウンドがらみの農業振興対策費を掠め取るために
でっち上げられたものでしょう。
ろーえん