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1263 いわゆる『個人撃墜数』ってありますよね?
アレって、様々な書籍によって2種類くらいの表記があるんですが・・・
例えば、かの坂井三郎氏なら、『大小様々な機種を合わせて64機撃墜のエース』と書いてある文献があるかと思えば『日本海軍エースリスト/撃墜数30機(エアワールド別冊・日本海軍軍用機写真集より)』・・・と、まちまちなもので。
まぁ、言われるように『撃墜数の決定は国によって基準がまちまちで、撃墜確実でないと認定されない』とか、いろいろ書いてはありますが。

『撃墜数=そのパイロットの功績』とは思いませんが、結局どっちが信憑性があるのでしょうか?
謎の印度人

  1. 撃墜数は何処の国のエースであっても必ずある程度の下駄を履いています。独空軍は正確だったとか、某空軍は墜落機を確認して数えているから確実だとかの議論もありますが、それでも正確とは言えないのが本当の所です。ですから、事実と照らし合わせると撃墜数はこんなに少ない、というような検証を経た数字を、未検証の他国のエースと比較する、というのもおかしな話で、こういった撃墜数についての問題は「戦争当時、その搭乗員が何機撃墜したと考えられていたのか」の方が重要なことのように思います。
    BUN

  2. 坂井氏本人は自著に「撃墜数60数機」と書かれています。ただ戦後に米側のパイロットと意見を交換し確実撃墜と思っていた機体が生還していたり、あるいは雲の中に取り逃がした敵機が墜落していた事を知り「本当の数字は神様でもなければわからない」とも書かれています。
    飛行学校でご一緒した久地氏は戦中空技廠に勤務されており、個人的な面識はなかったものの坂井氏とは仕事上打ち合わせを行うこともあったそうです。戦中の坂井氏はそれこそ空戦の神様、生ける伝説としてつとに高名な存在だったそうです。
    ささき

  3. 周りの人は、「76機は落している。」と言っているのに、ご自分では「30機だ。」と、言っておられる上坊良太郎大尉のような方もおられますが。
    roht

  4. あれはなにか日本のパイロットの場合、主張する撃墜数に対して『有効率』(?)何パーセントと決めた人がいて、それにしたがって大体実数はこれくらいだったはず、と換算するのではなかったでしたっけ。だから、二通りある、と。


  5. 質問した本人です。
    様々なご回答ありがとうございました。
    まぁ、これは『これが絶対普遍の正解だ!!』・・・って答えが出る問題じゃないですよね。
    またなにか分からない事が出てきたら質問させて頂きます。
    その時はよろしくどうぞ・・・
    謎の印度人


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