上面を緑色に塗っておくと、上空から見られた時に地面や海面に溶け込んで効果があります。
(N)

零戦の緑色塗装はより高空から見下ろした際の被発見率を下げる為のもので、
地上駐機中の迷彩効果は二次的なものです。
ＢＵＮ

そう、「飛行中」と書いとかないと、勘違いされちゃうかもしれませんね。
(N)

↑×１米軍のガンフィルムを観てもそうですね。とある記録映画を観ていたら
　海面すれすれに零戦が飛行していて、米軍機は機銃を発射している
　のですが、被弾した零戦が火を吹出してから確認出来た物を見たことが
　有ります。　
　
無限

ガンカメラの映像で印象的なのは日の丸がやたらに目立つ、ということです。
まるで標的です。昭和16年に海軍機の迷彩の研究をされた中野さんの戦後の記述にも、「〜緑黒色に塗った零戦を２千ｍ位上空から海上で見た時、赤い日の丸だけが両翼に二つの点となって見えた〜」とあります。
守勢に経った時、なぜ白線を消す程度で、日の丸を小さくするなり、暗くするなり、といった対策を採らなかったのか不思議に思います。（末期に翼上面を消した例があるようですが）
FJ１