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はじめまして。教えてください。 日本の陸軍機と海軍機ではスロットルの開き方が逆だったときいたのですが、 事実ならばどっちがどう(押したらはやい、とか遅いとか)だったんでしょう? たまき
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- 陸軍機はスロットルを引くと回転数が上がり、海軍機はスロットルを押すと回転数が上がります。
二式砲戦車
- 陸軍がフランス式で「引いてパワーアップ」、海軍がイギリス式(今の世界の主流)で「押してパワーアップ」だったようです。
ささき
- 各機体によって異なる、というのが本当のところでしょう。
BUN
- 「陸軍と海軍はスロットルの操作からして異なる」と言うのは俗説です。それは単に草創期にフランス式であったか、イギリス式であったかの違いなのですか、例えば大東亜戦争時の戦闘機を調べてみてください。事実ではないことが判ります。
BUN
- 一式戦の開発関係者の記事でスロットル操作は、一式戦のころから海軍と
同様になったと書かれていました。
ただこれが一式戦のみの話しなのか全機種なのかは、わかりません。
ぼるた
- 記憶なんですが、三野正洋氏の「日本軍の小失敗の研究」
という本に書いてあったと思います。
今手元にないんで、文庫本も出てますので、本屋さんでチェック
してみてください。
バウアー中尉
- 三野氏の本を読まれるより、お手もとのMA増刊や、写真集でスロットルレバーの確認できる写真を見れば良い、と私は思います。圧倒的に正確な答えが出ます。
BUN
- 疾風の米軍マニュアルを翻訳しているのに気が付きませんでした(^^;)。「スロットルはコクピット左側に装備され、一般的な方法で操作される」ということは米軍機と同じ「押してアップ、引いてダウン」だった証拠ですね。
ささき
- そうなんですよ!古い写真集程、例の復元機の程度のいい時期の写真が載っているのですが、スロットルレバーにはちゃんと操作方向が判断できる目盛りがハッキリと写っているんです。他の機体も同様ですが、私はこれが、陸海軍協調の動きの一つなのか、単なるフランス式離れなのか、文書も確認できず、今ひとつ判断できないのと、一部未確認の機体がある為に「機体ごとに違う」と唱えているのです。
BUN
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