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昨日、平面形(つまり下から見た時の形)が『震電』型の飛行機が飛んでいるのを見ました。いろいろ調べたのですが、候補としてAASIジェットクルーザーというアメリカの単発ターボプロップ機らしいと見当つけました。他に可能性があるでしょうか?。一緒にいた飛行機無関心の同僚も呆然とするくらい異様なかたちでした。 SHI |
http://members.aol.com/rcman4250/sship2.jpg
乗客8席+コクピット2席、1200hp ターボプロップ双発で巡航速度 330kts(594Km/h)、航続距離 900nm(1600Km)、カーボン樹脂などハイテク素材を駆使した軽くて丈夫な機体構造、独特のエンジンにより静かな客席が自慢です。
先尾翼機は重心位置変化に伴うトリム調整が厄介な特性がありますが、この機体は先翼の後退角を4度〜30度に変化させてトリムを合わせる変わったメカを採用しています。
1990 年製の新しい機体で、全米でも50機くらいしか飛んでいません。美しく高性能なスターシップはプライベートパイロット垂涎の機体です。
ささき
可能性としては桂文珍師匠所有の「ジャイロフルーク・スピードカナード」が第一候補です。
お写真はhttp://www.ifb.uni-stuttgart.de/profs/speed.htmlなど。
Schump
うーん、どれだったのだろう?
三機種はサイズが随分違いますが、B-29に初見参した帝国陸海軍戦闘機乗りのように初めて見る機種の距離とサイズに見当つけるというのは難しいですね。
見た場所はシュトウットガルトからも遠くない、フランス・ドイツ国境付近ですが、スピード・カナードよりのびのびとしたライン、特にカナード翼より前の機種部分が長かったような?。
また見る機会もあるでしょうから、確認します。今度はシルエットとサイズの予備知識があるので大丈夫です。
SHI
> ですが、スピード・カナードよりのびのびとしたライン、特にカナード翼より
> 前の機種部分が長かったような?。
フランス・ドイツ国境付近でごらんになられた小型機というなら、まずまちがい
なくBurt Rutan設計のVari-EZE か LongEZでしょう。
1975年から84(?)年ころまで設計図が売られた、自作機です。
スピードカナ―ドはグライダーの胴体を使い、このデザインを生かしたメーカー製
小型機、スターシップの設計と試作をおこなったのもBurt Rutanです。
Vari-EZE 又は LongEZは現在米国内で1000機以上、ヨーロッパでも150機ほど
飛んでいるようですから、ご覧になられたとしても不思議はありません。
スイス航空の機長さんが、ご自分の自作機、Long-EZで今年の初め、地球を2周回
する飛行をおこないました。
http://www.millenniumflight.com/
飛行記録は現代に残された冒険の可能性を示唆するようで、一読の価値ありです。
(尚、Long−EZの((設計図))販売中止の理由は、製造物責任法の小型飛行機
への適用による、法廷係争費用増大によるものです。類似のデザインによる
機体((サイド・バイ・サイドのCozy等))は現在でも人気機種として
販売されています。)
みなと