QQCCMMVVGGTT
993 ファストバックとはなんでしょうか?
5904

  1. 元々昔の自動車の背もたれ部の後ろが流線型になっていることをいいます。
    飛行機の場合、初期のP−47やP−51のようにキャノピーの後半が胴体と一体となっているところです(言葉で説明するのが難しいですが)。レザーバッグという場合もあります。
    余談ですが犬用のフリスビーにもファストバッグという種類のものがあります。
    JK

  2. その、水滴型風防に対して、風防後部が後部胴体上面とツライチになっているもの、と理解しています。
    雷電や三式戦一型、P−51A/B/C、F4F、F6Fはファストバック、零戦や一式戦、P−51D、F8Fは水滴型、ですね。
    まなかじ

  3. レザーバックは、リパブリックのP−43と、P−47(P−47Dの途中まで)に特有のものではありませんか?
    ファストバックの胴体上部を『カミソリのように』細くしてドーサルフィンの代用とし、方向安定を高める目的だったと思います。
    まなかじ

  4. そもそもファストバックとはどう綴るのでしょう?
    カタカナ英語は誤解のもとだなぁ…「レザーバック(Razor Back:剃刀の背中)」も一歩間違えば「レザーバッグ(Leather Bag:革の鞄)」だし(^^;)
    ささき

  5. 綴りは”fast back”となります。
    JK

  6. ありがとうございます。英和辞典を引いたら
    fast-back:ファーストバック〈後部にかけての流線型〉,そのような自動車.
    という解説がちゃんと載っていました。

    恥ずかしながら私、ファストバックとは「キャノピーが機体後部のラインに結ばれている」意味で fastend back なのだろうと思っていました(^^;)
    ささき

  7. 自動車でこの言葉が一躍、メジャーになったのは1960年代のフォード・ムスタングのファストバッククーペや初代ボンドカーのアストン・マーチンDB5あたりからだと思います。後にはトヨタのショウ用コンセプトカーだった初代セリカに加えられたあの美しいセリカ・ファストバックも。
    おけつを下げずに高い位置からカットして飛行機のファストバックに更に似ている、砲弾型の車を『こーだ・とろんか』とか言いましたね。アルファ・ロメオ・カングーロが元祖、三菱の初代ギャランGTOもこれかな。
    SHI


Back