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第2次大戦中の戦闘機がB−17やB−29を撃墜するときは機体のどの部分を狙うんですか? made for you |
パイロットを直接狙う
景司
燃料タンクがあるし、エンジン関係の配管やエルロンなどの操縦索などが集まった急所の1つです。
大口径砲でメインスパーをぶち折れば空中分解させられますし。
revi
斜銃を積んだ夜戦の場合には胴体下部に集中弾を浴びせます。月光で一夜 B-29 5機の確実撃墜という偉業を達成した黒鳥氏は「胴体に命中させると大爆発が起こった」と述懐しており、渡部洋二氏は「爆弾倉内の増加タンクもしくは酸素ボンベに命中し爆発したのではないか」と推測しています。
>1. の「コクピットを狙う」戦法はドイツの昼間戦闘機が B-17 に対し前方攻撃をかける際に行われたようです。コクピットが致命部であることもさることながら、上・下・後方に強力な銃座を持つ B-17 の密集編隊に対しては前方攻撃以外に手段がなかったことも理由でしょう。しかし「尾翼を狙う」攻撃方法があったかどうかについては寡聞にして知りません。
ささき
真後ろからの接近になるので、相対速度が小さく、射撃時間を長くとれはするのですが、尾部銃座とタイマンを張るのはリスクが大きすぎます。しかも、確実に墜落させようとすれば昇降舵を左右とも破壊する必要がありますが、大きさを考えると破壊し尽くすのはちと骨が折れます。
以上から、おすすめできません。
Schump
景司
景司
BUN
はしもっちゃん
一方で、「胴体に燃料タンク有り、防弾装置有るものの如し」
以上17年7月27日付け戦闘機隊戦訓(『海軍戦闘機隊史』より)。
日本海軍の推測でも、胴体タンクの防弾に一部死角があるように受け止められていたようです。ささきさんご紹介の渡辺洋二氏のと合致するようです。
片
片
Schump
片