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NHK衛星で『スパイゲーム』というドキュメントを見てましたら、アフガン・ゲリラが政府軍、ロシア軍を撃退したのは、アメリカが支給した地対空ミサイル、スティンガーのおかげだ、と報じていました。 スティンガーによるロシアの攻撃ヘリの被撃墜率は90パーセントに達し、最後はパイロットは誰も出撃したがらなかったそうです。ついに攻撃ヘリの地上攻撃能力を失なったロシアはアフガニスタンからの撤退を決めざるをえななったとか。 そこで考えてしまったのですが、攻撃ヘリに対してスティンガーのような武器が出現した以上、ベトナム戦争のような、『空の騎兵隊』としての活躍は期待できません。 しからば……、 攻撃ヘリの側でスティンガーに対抗するような武器、あるいは対抗策というようなものは開発されているのでしょうか。 あきら |
アクティブレーダーホーミングなら、チャフなどで多分回避できるのでは・・・・
しかし、攻撃ヘリなどの場合、低空で突っ込むものですから、回避できる時間がないと思いますがどうなんでしょう?
ベルゼバブ
ただし、スティンガーは、一人で担いでいってどこからでも撃てるという点が画期的なもので、従来の対空火器のように大げさな(発見されやすい)対空陣地がいらない(しかも安い)ことから、まさに神出鬼没、たとえ損害が同程度だとしてもパイロットにかかるストレスは比較にならないほど大きく、しかも、不時着すればゲリラになぶり殺しにされる(アフガン側から見れば「侵略してきた異教徒」だから当然のこととはいえ)とあっては、出撃拒否という事態もありえたでしょう。
ロシアの新世代攻撃ヘリ(Mi-28及びKa-50)が大型の排気冷却装置や大きく変更した(排気方向を局限する)排気管、赤外線ジャマー、死角部分への赤外線センサー装着(対空火器の発射炎を探知)といった装備をとり入れているのは、アフガンの戦訓によるものです。
なお、スティンガーは赤外線追尾方式です。旧ソ連でもコピーが行われていたはずです。
Schump
大きく変更→大きく偏向
Schump
いのではないでしょうか?
それだとソビエト軍がヘリの運用を渋ったのも判るような・・
tackow
Schump
taka
アリエフ
てことは同じような射程のミサイルと砲の混載ということになるの?
余り意味がないような気もしますが.
勝井
スティンガーは基本的には歩兵部隊に防空能力を持たせるためのものですから、アフガンでの用法(ヘリコプター狩り)は楠兵法ですね。そもそもアフガンゲリラが他に持ち得た対空火器が、技術的にも補給面からも昔ながらの「対空機関砲陣地」だったからこその拙答2なので、特に矛盾はありませんが。
各種対空兵器を比較すると、こんなもんでしょうか。
対空機関砲陣地 SAM陣地 自走対空砲 携帯SAM
射程 △ ◎ △ ○
タマ数 ◎ ○ △ ×
秘匿性 △ × ○ ◎
射撃精度 △ ◎ △ ○
稼動率 ○ △ △ ○
耐久力 △ △ ○ ×
コスト ○ △ × ◎
Schump
tomo
勝井
るかに」つうことは無いでしょう。ヘッドオンだとほぼ同じかそれ以下でしょ
うし。
tackow
対空自走砲にSAMを搭載する場合、自走砲の捜索レーダーとミサイルとが十分
リンクするようにしとかないと、あまり意味は無いように思えるのだが。
アリエフ