962 |
東京初空襲はB25が空母から飛び立ってますが 双発機が空母から飛ぶ為に何か特別な措置を講じたのでしょうか? また太平洋戦争中に双発の艦載機は実現できたのでしょうか? 閑人 |
双発艦上機については、英国がモスキートから発展させた
シーモスキートを実用化させており、技術的には太平洋戦争中に
間に合ったとは思います。間に合わなかったのは単に、
「もっと表戦線で必要とされていた」、ということでしょう。
SADA
ライアンFR・・・ジェットとレシプロの混載戦闘機
が存在します。
計画機だけでしたら、TB2F
試作を行った物としてXF5F、XF5U、
陸上機として運用された物としてF7Fも双発です。
F7Fが艦上運用不適とされた理由は重量過大ということの
ようですから、双発機即艦上運用には向かないというのは
間違いです。
SADA
発艦に関しては、気合と根性の猛訓練で克服したようです。
まなかじ
機銃を降ろしていた、という話があります。
おそらくB-25の最大離陸重量めいっぱいでの発艦は無理だったと思いますので、
「ちょっとでも軽くしたくて、機銃を降ろした」
という言い方もできる気がします。
どんべ
機銃は尾部のダミーだけだったかも。
結局、「日本本土に爆弾落とした」という既成事実を作ることのみに特化した飛行機といえますね。
勝井