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迎撃機(WW2当時)の場合、火力、速度、上昇力、防御力、最低限の航続距離さえあればいいと聞いたのですが、他にないんですか? あと、BUN師匠の好きな隼はどう改良すれば迎撃機になるのでしょうか? ベルゼバブ |
さて、質問の火力、速度、上昇力、防御力、航続距離ですが、これらは全て重量と引き換えに得られるものです。飛行機が飛んで上がれる重量の中で、どの程度をそれらに割くかでその機の性格が決定されます。何かを重視すれば何かを減らさなければなりません。(真実一路の性能標準を参考にされたし)
隼の場合、それを燃料搭載量に大きく割いているのですがそれでも、たとえばMe109Fが7.92mm二挺と15mm一門程度の武装でありながら全力飛行を行う(スクランブルと空中戦闘ですね)と30分も飛ばずに燃料が尽きてしまう機体であるのに対して、12.7mm二挺の重武装を確保して防弾タンクまで導入した上、Me109Fの数倍の滞空時間を誇る調和のとれた機体です。
しかも航続距離の大きな機体=燃料搭載の大きな機体は応用が利きます。即ち燃料を減らせば良い訳で、隼が戦争末期に250kg爆弾二発を搭載して琉球沖の敵機動部隊に対し効果的な艦船攻撃を実施出来たのはその為です。また邀撃機としての応用例を上げるならば、実際には翼下にタ弾の装備を行っていますし、試作に終わりましたが、対空ロケットの搭載も試みられています。
また、航続距離は邀撃機についても重要な要素です。Me109がレーダーと無線で管制されていながらも、敵爆撃機編隊を取り逃がして戦果無く着陸するといった事態の多くは航続距離の不足によっています。自国上空に上がる邀撃機が常に増槽を抱いているのを写真で見るにつけ、私は如何に独逸が航空後進国とはいえ無残な気がいたします。隼があれば効率的な運用ができ、戦闘機の数は半分で済んだかもしれないのに、もったいないことです。独逸の航空の水準がもう少し高ければ、単能の要撃専門機的色彩の強い旧式機にあれほど頼らずに汎用の制空戦闘機を開発できていたことでしょう。残念なことです。
(ちなみに隼達にとっては迎撃ではなく邀撃が正しい言葉。戦後の自衛隊用語の要撃は漢字と政治の制約から来たこの言葉への当て字です。)
BUN
ていたのは、増槽+25番だったのでは、、ないでしょうか??
tackow
BUN
5904
いや、六五戦隊の通常攻撃と思っていたのでした。
tackow
「と」だと、250キロ×2発は標準みたいなものですね。
tackow
あと、すみませんでした。>BUN師匠
ベルゼバブ
BUN
先程も息子を寝かせるときに10回以上読んで聞かせました。
立派な隼乗りになることでしょう。
tackow
にさせたらどうです?
富嶽
隼にしました。
tackow