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零式練戦22型の採用は、(石川島への生産移管に伴い?)栄12型の生産停止が予定されていたということなのでしょうか。しかし、22型の実機が作られなかったということは、その後も栄12型が生産され続けたということなのでしょうか。 片 |
少なくとも20年4月の時点では実験機扱いです(飛行機略符号一覧表)。多分そんな事情なのだと思いますが、ああした高等練習機そのもの、または栄そのものが中止の方向にありましたので、どちらにせよ見込みの無い機体だったと思います。後期の一一型には恐らく在庫の12型が供給されていたのでしょう。
22型自体が栄21型用ではなかった、とする説は、またあとで考えるとしましょう。
BUN
失礼しました。練戦22型の話、そのうちお聞かせ下さい。たのしみにしております。
片
22型正式採用説の出所は、例の長い名前の本です。そこに(20年)3月に正式採用とあったのでした。
片
練戦22型の件ですが、20年度下期に120機の生産計画が存在し、練戦用として栄31型の生産が予定されています。今まで、栄21型説と、写真に残る機体がそのまま22型として予定されていたとする栄12型説がありましたが、それを何型と呼ぶかは別として、20年度下期に生産予定だった零式練戦は栄31型搭載の機体となる予定でした。その栄発動機は中島の浅川工場と石川島航空で行われる予定でした。以上は20年7月20日付の資料によりますので、恐らくこれが最終案だったのではと想像しています。
BUN
片