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ロシア系の旅客機(イリューシン・ツポレフ)はなぜ西側の航空会社 で採用されないのでしょうか?外見やSpecを見る限りエアバスやボーイングと 遜色ないように思え、しかもロシア製なので安いのではないかと思うのですが? TN |
・また、一般に東側航空機の耐久性・信頼性は西側より低いとされています。ロシア製航空機の採用は乗客に与える悪印象もさることながら、保険会社との交渉も大変です。
・このような事情があるため、いくら機体単価が安くともトータルコストで見れば実績があり部品・整備機材・慣熟搭乗員の揃った西側航空機(とくにボーイング製)を採用したほうが安くつくわけです。
・ちなみに私の上司は中国へ出張する際「便を遅らせてもボーイングに乗る。イリューシンやアントノフは御免だ」と断言しています。
ささき
不整地滑走路から飛びたてるように設計されているため、乗客数に比べて運用経費が高い、
という問題があるとされていました。
大塚好古
西側航空機とは比べ物にならない貧弱さです。
耳の痛さも半端でありませんでした。
Il86は相当に洗練されていましたので、その改良型のIl96クラスになれば、
かなり快適なものにはなってきていると思います。
やっと、燃費に優れた高バイパス比ターボファンが
民間用として実用化されてきたので、今後は期待できるかと
思っていたのですが、旧ソ連の構成共和国ですら西側機に
流れているようでは、望み薄です。
便乗質問に近いのですが、エアバスはISOで作られていると
思ったのですが違うのでしょうか?どなたかご存知ありませんか?
ANAの格納庫などはインチ系の工具とメートル系の工具で
ニ系統準備しているものと思っていましたが。
tiger
耳が痛いのは嫌ですね。風邪引いて鼻炎だったりしたら地獄ですね。噂の隙間風はどうだったでしょうか?
SHI
プーチンさんも耳が痛いのを我慢してるんですね。
IL96クラスになると明らかにに西側の機体を意識
しているようですが単位がちがうんじゃどうしようもない。
でもこのままだとILもTuも会社の将来真っ暗ですね。
TN
ところで、IL86はデビュー当時、乗客が自分の荷物を持ち荷物室に収納してから旅客室に入るという、西側では考えられないサービス方式を取っていたそうで。旧ソ連では乗客の荷物が紛失したり積みこまれていなかったということがざらだったので、乗客の自己責任に任せる方式を取ったのだが(当然、西側の基準はクリアしない)、最近は改良されたのでしょうか?
アリエフ
TN
私の乗ったIl62は、無印でいわゆる
Il62classicという最初期モデルらしいです。
それでも、ハバロフスクからモスクワシェレメーチェボまで
無着陸で飛べる機なのだから、時代の割にはたいしたものです。
その後Il62M,Il62MKと改良型が作られました。
特にIl62MKは、全面的な改良型でIl62Mをどう改修しても
MKにはならないほど補強をしたとのことです。1990年まで
生産されました。
なお、耳の痛みについていえば体調や個人差もあるので
確実なことはいえませんが、与圧が0.63atm(外圧との差)と
西側の水準よりかなり低めになっている(classicの場合)
ことは事実のようです。F15が0.8atmくらいという文献を
読んだことがありますので、これは軍用機並といえましょうか?
tiger
「F15の与圧は外圧から0.2atm高い程度に保たれている」
でした。
そうすると、Il62の0.63atmは民間機としては
低めという数字でしょうね。
tiger
設計上負担が少ない(=安上がり)
ということでしょうかね。
TN