B-17F型以降になって増設された外翼内燃料タンクのことです。
左右9個ずつ、合計2043リットルの容量があったそうです。
フェリー航続距離がE型までの5152kmからF型では6118kmに伸びています。

さて、便乗質問。
このタンクにこんな名前がつけられた(たとえ俗称でも）とすれば、当時の米陸軍航空隊にはB-17を対日戦略爆撃に使う予定でもあったんでしょうか？
性能的にはかなりきつそうですが…
Schump

自己レス。
どうやら「本当に東京爆撃に行く」のは無理のようです。
２t爆装時と思われる航続距離がＥ型の約3200kmに対してＦは3450kmにしかなっていません。そして、TOKYOタンク以外の燃料タンクの容量が約120リットル増加、エンジン出力増強による巡航速度増加（数値不祥）がありますので、これらで航続距離を稼いでいた可能性があります。

どうやらTOKYOタンクは、大西洋を越えてのフェリーを円滑にするためだけの装置であったようです。
Schump