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882 Ans.Qの旧を見ていて、小説の”雪風”に関する質問があったので、その中で殺人的機動により乗員を死亡させた場面がありましたが、実際にそんな戦闘機動ができる機体が現実には存在するのでしょうか?(確かどこかの航空ショーでロシアのスタントチームの何とかコブラと言う戦闘には使えないようなアクロバット機動は見たことがありますが・・・)
kyo

  1. 人生相談でF16は無人で36G出せると書いてありましたが、ほんとに出したら死ぬでしょう
    (ヨーグモス)

  2. (未確認)
    F-16が純粋感圧式の「動かない」操縦桿をやめて「ちょっとは動く」操縦桿に改修されたのは、パイロットが自分のかけているGを自覚できずに「死ぬほどの」Gをかける操作をしてしまうの(ということは機体の運動性能でパイロットを殺せる)を防止するためだったという話を聞いたことがあります。
    Schump

  3. (ゴミ)1998 年のリノレースで P-51 No.5「Voodoo」のエレベータータブが破損していきなり全力上昇舵となり瞬間+10G以上かかってパイロットのボブ・ハンナが失神、垂直上昇中に意識を取り戻しあわや事故寸前でリカバリし奇跡的に生還したという話があります。よく空中分解しなかったものだ…。
    ささき

  4. >3. Voodooのパイロットのボブ・ハンナは元モトクロスライダーで、
    77年から79年まで3年連続でスーパークロス(スタジアムモトクロス)のタイトルを
    獲得した後も、89年に米国ナショナルチームの一員に選ばれクラス優勝を果たす
    など、その活躍はもはや伝説的です。
    並のレースパイロットだったらXXXだったかもしれません。

    みなと

  5. →2.
    操縦桿を動くようにしたのは腕の疲労防止のためだそうです。
    動かないとパイロットはFBWが迎え角or荷重リミットに達していることに気付かず,さらに引き起こそうとして引っ張り腕が疲れてしまうので,止めに当たって限界まで引いたことが分かるようにしたそうです。(出典:ビル・ガンストン「F-16戦闘機の全て」)

    パイロットが掛けられない強度を持たせても重量の無駄ですから,設計荷重はパイロットの限界を目安に設定されていると思います(F-16は確か武装状態で9G,多くのジェット戦闘機は7.3G)。コブラで掛かる荷重は4G程度だが急激に掛かるのでパイロットにはきつい,という話を聞いたことがあります。

    古い機体は精密な強度計算ができず安全率を多めに取っている可能性はあると思います。二式戦の地上強度試験で12.8G相当のおもりを載せても主翼はたわんだが破壊はしなかった,と読んだ記憶があります(丸メカニックだったかも知れません)。また燃料を減らすとか,レース用に機体を軽量化(強度は落とさずに)してあればより高いGに耐えられるでしょう。
    isi

  6. >4.(脱線ごめんなさい)ボブ・ハンナは昨年のゴタゴタ(Voodooのエンジントラブル、土曜日のミスアシュレイIIの事故、日曜日の出場クラス変更連絡ミス)をきっかけにエアレースからの引退を決意したそうです。長らくリノ名物だった純白の P-38 の主「レフティ」マーヴィン・ガードナーも引退宣言してますし・・・。さしも伝説の凄腕たちも世代交代の時期にさしかかっているようですね。
    ささき

  7. >5
    なるほど。情報ソースがGD→三菱→某社編集者…だったので「あまりに伝聞が重なってるな」という警戒はしていたんですが…
    もしかしたら「ウチのヒコーキはパイロットを殺せるほどに機動性があるんだぜ」という(無意味な)自慢話へのすり替えがあったのかもしれませんね^^;
    Schump

  8. 基本的な質問ですいませんが、ちなみにパイロットは耐Gスーツで着用で何Gぐらいまで耐えられるのでしょうか?(失神せずに操縦できる限界は・・・?)
    kyo

  9. それは個人的な限界や、あるいは状況にもよります。
    空自パイロットのページに有りましたが、(URL失念)
    自分でかける6Gより、F-4後席でかける6Gの方が遥かにきついそうです。

    操縦を自分でしている場合、鍛えた人間は瞬間的に
    最大9Gまで耐える事ができるようです。

    SADA

  10. 死なない、だけなら18Gまで大丈夫と聞きました
    (ヨーグモス)

  11. 腹這い操縦機 XP-79B の解説を読んでいたら「この姿勢では 21g まで耐えることができる」とありました。ホンマカイナ?!そんなに過重かけたら人間より飛行機の方が先に参らないか?!
    ささき


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