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高速旅客機SSTについてなんですが、「従来のターボファンエンジンでは超音速で飛ぶ大型旅客機にひるような推力を出せないため、ターボジェットからラムジェットに方式を変換できる新しいエンジンが開発された」というのはどういうことなんでしょうか。 つまりSSTはラムジェット方式ということですか?ついでにこれだとターボファンエンジンよりも環境に優しい、ということは有り得ますか? かやり |
離陸からマッハ3くらいまではターボジェットとして動作し、
それ以降は空気の圧縮をやめてラムジェットとして動作する。
これをラムジェット方式と呼ぶことになるのかどうかはわかりませんけど、
ラムジェット単独ではどうしようもないですから、そういうことになるのかもしれませんね。
環境問題に関してですけど、ターボジェットって、ターボファンよりうるさいんじゃないでしたっけ?
(だからターボファンが主流なんですよね?)
まぁ環境対策は今の世の中必須ですから、低騒音、低燃費なんかは考慮されると見ていいんじゃないでしょうか?
PT
それはともかく環境についてですが騒音については従来型と変わらないんでは?
低空を低速で飛ぶ内はターボファンですからね。また騒音が問題になるような
高度をラムジェットで飛んだりしたら騒音どころか衝撃波による器物破壊のほ
うが大きな問題になると思われます。
taka
?
R
超音速ターボファンエンジンの歴史は意外に浅くて、
コンコルドが開発された時代には「無かった」のではないでしょうか。
だとすれば、従来型のジェットエンジンを使うしかありません。
当然、コンコルドはファンエンジン搭載機よりはやかましい飛行機で、
しかもエンジンパワーがありますから、
「努力して」旧式のDC-8やB-707と同レベルの騒音だったようです。
軸流ジェットからラムジェットへの変換は、
コンコルドに採用されていたのかは私は知りません。
SR-71はこの方式です。効率を狙っているのだとは思います。
しかしどちらにせよ、もともと大パワーのSSTが
経済性の高い飛行機であるはずが無いのは確かです。
SSTはオゾンを破壊するという話を聞きます。
「環境に優しい」ということは有り得ないでしょう。
どんべ
コンコルドの離陸時の音は凄いです。なんで離陸時もアフターバーナーを点けるのか知りませんがおけつを青紫に光らせて辺りを圧する轟音を響かせて上昇していきます。アフターバーナー付き推力17t四発の音はごくたまに聞く私の耳にはフル加速中のフェラーリの排気音に勝るとも劣らない音の宝石ですが、毎日聞かされたら普通の感覚の人は我慢できないでしょう。次世代SSTはアフターバーナーなしで離陸できないとまたまた嫌われるでしょう。
オリンパスはアフターバーナ/スラストリバーサ付きの珍しいエンジンですが、基本的にはターボジェットで、SR−71のJ58のようなややこしいエンジンではないと思いますが。
SHI