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第二次大戦当時の日本の航空機のエンジン始動法は、外国機の「スターターのボタンを押すだけでハイOK」なのに対し、まず点火栓の電源を接にしてから始動車でプロペラを回す方法や、整備員がクランクバーを機首またはナセルの下面の穴に差し込み慣性始動機を回してから、勢いが出てきたところでクラッチで「コンタクト」(この辺り自信なし)させる方法がありますよね。 これは少なくとも2、3人は必要な始動法ですが、当時の日本に「操縦席の中で一人だけで始動できる方法」というのはあったのでしょうか? フッフール |
Schump
ありますね。
ところで、同時代のアメリカには「ひとりで手軽に始動できる」
戦術航空機用エンジンはあったのでしょうか?
また、フライホイールを介さずに直接モーターでエンジンを廻す
方式のエンジンはあったのでしょうか?
オイル漏れの件と言い、「あちらさんはあんなに良いエンジンを使っていた」
と言う述懐は注意して扱う必要があると思います。
(「オイル漏れひとつ無いエンジン」なんて40年代にはほぼ有得ないと
思います)
たかつかさ
どんべ
手許にあるB-29取説(復刻版)によると
「セルモーターのスイッチを入れ、フライホイールを約15秒間加速させてからクラッチを接続」
となっていますから、セルモーター直結始動ではないですね。
小さいエンジンではどうなっているのか分かりませんが。
Schump
コンタクトだったと記憶
sorya
操縦席で点火栓の電源を入れ、地上に降りて慣性始動はずみ車のクランクを回し、
勢いがついたら急いで操縦席に入りクラッチで「コンタクト」させ始動完了となる。操縦席の中で一人だけでスイッチ「ポン」ではないですけどね。
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