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戦前、一時期ドイツやイタリアではやった3発機、 あの形式は馬力不足を補うための苦肉の策って感じで捉えちゃってよろしいでしょうか? 勝井 |
あとは「どれか一発止まったとき」の推力の偏りが少ないというのも利点とされていました。
なお、個別機種の特殊事情としては
もともと単発機だったものに搭載量増大・長距離化のために左右エンジン追加…Ju52/3m、フォッカーF7/3m
双発にしようと思ったら適当なエンジンがなく、かといって「小さ目のエンジン4発」ではシステムが複雑になってよくない…L-1011、DC-10等
といったものがあります。
Schump
BUN
またまた、回想ですみません。
SHI
盲信してたら質問文なんか起こしませんって。
疑問即Ans.Qが僕の基本スタンスなのはご存知でしょうに。
(だから自爆も多々発生)
勝井
BUN
DHAドローバーというヒコーキがありまして、セスナ421クラスの機体をわざわざ3発機にするという一見無駄なことをしています。しかし、これは広大なオーストラリア大陸で救急車的に使うことを目的としたヒコーキなので、「不時着すら許されない」という運用条件があります。往時のイタリア3発機群も、地中海を主なフィールドとすることを考えると積極的な理由があるのかもしれません。
また、ドローバーは、余剰馬力が大きい分、救急搬送のための高速巡航ができることを売りにしているそうで、SM79でいえば雷撃〜離脱のための低空機動のために3発の馬力を必要としたのかもしれません。
Schump