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大戦中に秋水が100機以上生産されていた場合に、それを運用できるだけの推進薬は確保できたのでしょうか? 弥空 |
秋水の場合は燃料もさることながら、運用施設の確保が困難だと思います。秋水の運用には燃料として危険な高侵蝕性薬品を大量に保管・分配する必要があり、整備調整に特殊な器材を必要とし、離陸時には爆発事故と背中合わせで、帰還時にはただのグライダーとなってしまい、着陸後は自力で動けないという厄介な機体です。
秋水は空に浮いているほんの十数分間だけは(レシプロ戦闘機に対して)無敵かも知れませんが、その前後の時間(着陸滑空中や着陸後、あるいは出撃前の整備/燃料補給中)はとても脆い飛行機なのです。この機体を運用するにはよほど強力な防空戦力(低空の護衛戦闘機、対空砲)が必要ですが、秋水登場時の日本にそこまでの規模と戦力を備えた施設がどれだけ残っていたか…。
ささき
対B29用特攻部隊になりそうな気がして恐いです。
勝井
ささきさん、ご回答ありがとうございました。
弥空
BUN
るのが大変であったらしいです。
江戸川化学や信越化学の2社がやっと60%程度の濃度に達したのが実状の様
です。
ただ、この濃度低下が性能にどの程度の影響を与えるかは私には判りません。
tackow