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B-29やB-36などの米軍重爆撃機は有名ですが、 B-30とかB-31、B-32等の爆撃機ってあったんでしょうか? 詳しい情報とかあったら、教えてください。 マルマイン |
(ヨーグモス)
だいたい丸写しすると…
1940年1月、米陸軍航空隊司令官ヘンリー・H・アーノルド少将は各航空機メーカーに対し、R-40B仕様の名で超長距離爆撃機の要求性能を示した。
これに対しボーイング、ロッキード、ダグラス、コンソリデーテッドの4社が技術的データや価格を回答、それぞれXB-29からXB-32までのナンバーが振り当てられた。その後ヨーロッパ戦線での戦訓により、防弾装置や防御火力の強化が加えられ、ふたたび提出された4社案からボーイング案とロッキード案が選ばれた。
1940年8月、陸軍航空隊はボーイング案の採用を確定。翌9月、陸軍省から承認されたが、ロッキード社は政策的理由により爆撃機開発からはずされ、代りにコンソリデーテッドXB-32が浮上した。もちろん主役はXB-29であり、XB-32はXB-29の失敗に備えるスベリ止め的な存在だった。
と、いう事で、B-30・B-31は、案のみで、具体的な設計はされておりません。
B-32は完成。この機に関する説明は詳しい方々に譲ります。
どんべ
http://www.csd.uwo.ca/~pettypi/elevon/baugher_us/
けい
やんた
B-32ドミネーター、やたらと背の高い垂直尾翼が特徴的な機体です。XB-32ではB-24ゆずりの双垂直尾翼でしたが、方向安定不良で変えられたそうです。
8/17、東京上空で写真偵察任務のB-32が坂井三郎・小町定両氏による攻撃を受け一機が不時着水、8/18も同様の攻撃によりアンソニー・J・マーション軍曹が戦死。
展三
ダークマター
tomo