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791 軍用航空機燃料の用途で最も大きいのは練習機に対する使用だということを読んだのですが練習機の燃費というのはどの程度のものなのですか。 航続距離÷巡航速度÷燃料タンクの容積でリッターあたりの燃費を調べる位しかないんでしょうか?練習機として使用された機種や数値など教えてください。
 

  1. 練習機にも色々な種類があります。初等段階はプロペラ機で訓練を行い、その後は戦闘機パイロットや輸送機パイロット等のコースに分かれ、戦闘機パイロットの場合は軽攻撃機としても使えるジェット機(イギリスのホーク、独仏のアルファジェットなど)を使用して中等から高等段階(最近は中等から高等段階までを一つの機種に統合する傾向だが)の訓練をするのが一般的でしょう。
    中・高等段階では戦闘機としては少し旧式化したものをベースに複座練習機化したものも結構あります(ソ連のMig15UTIなど)が、航空自衛隊でも使用している(そろそろ全機退役するけど)T33を忘れてはいけません。ベースとなったのが第二次大戦直後に就役し朝鮮戦争で活躍したT80で、遠心式ターボジェットエンジン装備、最近の戦闘機に比べても燃費は劣るんじゃないかな。何せ型が古いから。
    さらに第一線の戦闘機にも複座練習機型があったりする。Mig25の複座練習機型なんて戦闘機型と同様、低空では相当燃費悪いぞ。
    アリエフ

  2. ところで練習機用に使われる燃料が最も多いのは、練習がだんだん高度になるにつれて大量に入門した航空学生のうちパイロットに向いていない人間をどんどん排除してしまう養成方式のためではないでしょうか。どの新人がパイロットの素質があるか、まずは初等練習機を飛ばさせてみてダメだったら即アウト、他の部門に移りなさいということになる。スクランブル待機しているエリートパイロットなんてごく少数で、志半ばにして不適格とみなされ地上勤務やったり軍を辞めていった人間が相当いるのでしょう。
    アリエフ

  3. 質問者ですがどれくらいの飛行時間で部隊配属になるものなのですか。 最近ではシミュレーターなども考慮に入りそうですが。 
    基地祭でなかに入ったときフライトシミュレーターではなくAAMシミュレーターというのがあって驚きましたが
    (ほとんどミサイルなんて撃てないんだろうなあ)



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