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ナパーム弾について教えてください。中にはどんな火薬が入っているのですか。外から見た限りでは信管らしきものが 付いていないようですが、どのように起爆させるのですか。 イマジン
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- ガソリンをゲル化(固めるテンプルちゃん?)したものに発火用の化学剤(古くは燐)を添加したものが容器に詰まっているだけです。これが空気に触れると「勝手に」発火するのですが、この密閉を解く方式にはいろいろあって、単純なものでは「目標にあたったら容器が割れる」というものもありますし、親子式にして親容器を時限式のしかけ(爆砕とは限らず)で割ってやると薬剤を充填した子弾(バネで押さえてあるだけ)が崩壊しながら散らばるというものもあります。
Schump
- @のschumpさんの仰るとうりで、日本軍の用いたマグネシウムやエレクトロン焼夷弾とは、比べものにならない熱と焔を撒き散らすのもでした。亜細亜で使用された初めてのものは、1944年12月18日成都から漢口を爆撃したカーチス・ルメイ少将の第20爆撃集団のB29、84機。第14航空軍司令官シェンノート少将の戦爆連合70機によるものでした。このとき使用されたM69焼夷弾はナパーム弾と呼ばれる新型でした。M69、500ポンド収束焼夷弾は48発の6ポンド弾を束ねたものでB29にこれを80個搭載できました。漢口基地及び日本租界は、この爆撃で壊滅的な打撃を受けました。この時」、中国側は、あらかじめ米国や重慶からの情報により避難を勧告していました。
ROHT
- 便乗で一つ。
以前、戦記ものの本で
沖縄・那覇空襲の場面でしたが、
「ひでぇことしやがる、ガソリン撒いて、その上に火をつけやがった」
なんて記述がありました。
これって、ナパームのつもりなんでしょうか?
それとも、実際に米艦載機がこのような戦術をとったのでしょうか?
勝井
- すいませんも1つ。
ナパームの構成材料に石鹸水があるそうですが、
どういう役割で混入されているのでしょうか?
(学生なのにとか理系なのにとかいわないで、僕土木なの)
勝井
- >3
増槽を投下して,それに機銃弾で火を付けると言う襲撃法は結構
メジャーだと思いますが?
SADA
- ↑>3
そもそも、ナパームの語源は、ナフサとパーム油(椰子油)の混合油を燃焼材として使ったところから来てたと思いました。
ここからは推測ですが、そこで使われた石鹸水は、おそらく比重や粘度の異なる両剤が上手く混ざるように、界面活性剤として添加されたのだと思います。
ゆーた
- >3.
ヨーロッパ戦線で P-51B/D が装備した 108 ガロンの紙製増槽は「目標に投棄し銃撃して着火させる戦術に応用された」という記述を「THE NORTH AMERICAN MUSTANG」M.G.HARDY Arco Publishing Company で読んだことがあります。
ささき
- 近年ではナパーム弾は基本的に使用禁止です。根拠となる条約は「特定通常兵器使用禁止制限条約」追加議定書III(焼夷兵器の使用禁止又は制限に関する議定書 1996年)です。ナパーム弾を対象とした条約で、名指しはしていませんが、もろに抵触します。もっとも、同条約に批准していて、かつ、この議定書に同意通告をした国々に限られますが……。日本は同意通告をしています。
tomo
- ↑8の2行目訂正
対象とした→念頭に置いた
tomo
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