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晴嵐のフロートを取ったら最も美しい航空機に成るだろうと、考えて調べましたら『南山』という名前で存在していたらしい事が分かりましたが、写真は掲載されていませんでした。また当サイトの海軍機データーベースでは、なぜか「戦闘機」の分類の中に「特殊攻撃機」「特殊攻撃練習機」として掲載されており、リンクは有りませんでした。『南山』と言う航空機は、本当に存在したのでしょうか?存在したのであればどんな経歴を残したのでしょうか?なぜ戦闘機の分類になっているのでしょうか?宜しくお願いいたします。 未阿
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- 確か、なにもしていません。なにせ20機も生産されていませんから
とーる
- 「晴嵐」はイ400の格納庫に収納するため垂直尾翼上部が折り畳み式になっていましたが、フロートを取り去った「南山」では垂直尾翼の必要面積が減少したため、工作簡易化も兼ねて折り畳み部分を取り去ってしまいました(零戦21型と32型の主翼端みたいに)。そのため流麗な機体ラインに対し垂直尾翼上端が妙に角張った形状になってしまったので、残念ながら「最も美しい航空機」とは言えないと思います。
ささき
- 『日本陸海軍試作/計画機』(グリーンアロー社、1999年)の207ページに写真が載っています。垂直尾翼をちょん切られてはいても充分美しいヒコーキです。
Schump
- 「最も美しい航空機」・・・気持ちはわかります。
舞弥
- フロートを取った晴嵐(=南山)のデザインは(ラジエーターのインテークを除いて)彗星艦爆に非常に良く似ていると思うのですが、設計図の一部流用などはあったのでしょうか?
Sampon
- 伊400には当初彗星の搭載が検討された様なので似ていて当然。晴嵐陸上型(南山と呼ばれる機体)はタミヤから非常に出来のいいプラモが手頃な1/72で出ています。
BUN
- >1南山は20機どころか試作機1機のみだったのはないでしょうか?(出典「幻の新鋭機」)で晴嵐も合計30機程度だったとおもいます。分類が戦闘機ってのは・・・なぜでしょう?
taka
- 「南山」って↑↑で師匠が仰られる様に「晴嵐」の陸上型と言った方が
適切なんですよね、きっと。
ともあれ、晴嵐自体が大量生産される筈の無い機体ですし。確か、晴嵐
の生産機数が28機(試作8+量産(^^;;20)だった筈です。
で、「南山(M6A1-K)」はその中の数機(2機?)を改造して作られた
ようではあります。
用途としては、やはり練習用ではないのでしょうか?
名称なのですが、最近の説ではもしかして「陸爆晴嵐一二型」又は「陸爆
晴嵐二一型」とか言われるかも知れない・・どうでしょうか?師匠
その後の経歴は不明です。関係無いとは思いますが、職場の近くにそこそ
こ美味い焼肉「南山」があり。我が職場の連中は皆、南山ファンです。
takukou
- 晴嵐陸上型は初期の6、7、8号機だったと言われています(写真があるのは6号機)。ということは、フロート非装着時の実験用だったと考えた方が良いのでは?(現にそういう雑誌記事もありますが)
また、A6の件は戦闘機という意味ではなく単に試作5号機の写真にコーA 15とあることと、D6または、M6の略符号が重なった誤記ではないかと思います。
BUN
- >5
「彗星」は空技廠が開発したものですが、「晴嵐」と同じ愛知航空機で生産されました。
大戦末期に登場した愛知「流星」艦攻も、空冷・逆ガルという点を除けば、
平面形・尾部の形状・キャノピーの形状等、「彗星」と良く似ています。
「晴嵐」・「流星」とも、「彗星」の設計コンセプトを受け継いでいると、私は考えております。
どんべ
- ↑↑ 6、7、8号機を改造したのであればそうだと思います。で、結局
練習目的に使おうとしたか。
しかし、「南山」とは何処の誰が命名したのでしょうか??
takukou
- うちの祖父が「みたことがある」といってるのですが.....言うに「3機あって内1機は垂直尾翼は晴嵐とおなじだった....」そうです、ちなみにうちの祖父は終戦時館山にいて少佐でした。どこでみたかはおぼえていないそうです。ひょっとしたら、彗星をみまちがえたのかも
とーる
- 「南山」(正しくは「晴嵐改」)の取説は防衛庁の図書館にあります。
それによると主脚が手動による巻上げ式となってまして、「ありゃりゃあ」ってな感じでした(笑)。
胃袋3分の1
- 晴嵐の垂直尾翼がちょん切れているのは、潜水艦に収容するための折りたたみ部分から上を外しただけのこと(フロート除去分を厳密に計算せずにどんぶり勘定、いいのか?)なので、製作・試験中の段階で「まだ外していない」状態の機体があったのかもしれませんね。
Schump
- 皆様、有難う御座いました。このサイトは、凄いサイトだなあと、改めて感激致しました。有難う御座いました。
未阿
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