QQCCMMVVGGTT
766 754番の曵航弾の回答に弾の低部を開口し燃焼剤を仕込んだとありましたが、加工をしない弾と重さは変わらないのですか。
素人の考えでは曳航弾の方が少し軽くなるのでは。もし軽くなったらつぎに銃口から発射された弾が加工なしの弾だと
重い弾の方が弾速は早いので先に発射された曳航弾を追い越すことになるのですか。
これを考えだすと夜も寝られません。すっきりさせてください。
オタク

  1. ご質問の答えではないので申し訳ないですが、重い弾の方が速くなることはないのではないとおもいます。
    同じエネルギーを弾丸が得たならば軽い方が速くなるはずです。ただ飛翔時間が長くなると空気抵抗の関係で重い弾の方が速くなることもあるでしょう。
    taka

  2. 鉛の詰まった通常弾より焼夷弾や炸裂弾のほうが若干軽くなるとは思います。機関銃の発射速度は 7.7mm で 600〜1200 発/分で、速くても秒間 10 発程度です。一方銃口初速は 700〜800m/s なので、連射状態で機銃の弾丸の間隔は 70〜100m くらいです。
    仮に重い通常弾が 700m/s, 軽い焼夷弾が 800m/s で出るとしすると差分は 100m/s なので一秒あれば追い着く計算になりますが、実際は軽いタマほど空気抵抗による弾速低下が大きいので、銃口を飛び出した後は弾速差はだんだん縮まります。弾速の減衰については不勉強なのですが、おそらく有効射程内において先に出た弾丸を追い越すほどの極端な速度差にはならないと思います。
    ささき

  3. 曳航弾の燃焼剤はマグネシウムの粉末と聞いた事がありますがマグネシウムは有機物の燃焼剤より重いけど鉛に比べたら軽いですよね。
    曳航弾と関係ないですが、空挺降下でもやはり重い人の方が早く、風にも流され難く、正確に降下できるそうです。それで軽い奴には共通装備を入れた袋を抱かせたりする(降下中は長い紐で脚の間にぶら下げる)。一機の中で最後に降りる降下長が小柄軽量の場合先に降りて行く味方に合流するのは大変で、それどころか狭い習志野の降下演習場では場外に降下しないようにするのが精一杯だとか。
    SHI


Back