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零戦などのエンジンカウリングに防弾装甲は施されていたんでしょうか? Su-43
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- エンジンカウルは非常に薄い金属でできており、一人で持てるほどの重量しかありません。なので防弾はされてないですね。(静岡ホビーショー田宮のページより一部引用)
プリンケプス
- エンジンカウリングに防弾する位なら、コクピットまわりとか燃料タンクとか、
もっと重要度の高いところにまわすでしょう。
勝井
- あえてエンジンカウリングに防弾したヒコーキというと、ユンカースJ.1やFw190のF/G型(下面のみ)、Il-2といったものがありますが、これらは低空飛行をする地上攻撃機なので、「対航空機用に」装甲カウリングを使った機体は多分ありません(あえていえばFw190空冷型のカウリングの板厚は全体に大きめだけど、これは整備のときの足場にするためで、防弾はおまけ。)。
そもそもエンジン自体が内圧に耐えるためにある程度丈夫なので、だったら人間や燃料の心配をした方が得になりますし。
Schump
- P-47 が地上攻撃機として鳴らしたのも、大直径空冷エンジンがパイロット防弾板の代わりになるという理由もあったようです。20mm の直撃を喰ってシリンダーが2、3本欠損した状態で帰還した写真があります。
ささき
- Fw190のカウリング前端のリング状の装甲は何を守ったのでしょう?
BUN
- ↑オイルクーラーだと思います。
まなかじ
- ↑正確には「オイルタンクとオイルクーラー」です。
Schump
- ほかの例ではドイツのHs129のマニュアル図にもカウリングの下半分を防弾装甲し
たものがありますが、写真や実物では確認されていませんね。ただし、それをボルト
などで留めるためと思われる穴がカウリングに開いているのが写真で確認できます。
国江
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