QQCCMMVVGGTT
746 |
めちゃめちゃ初歩的な質問ですみませんが、全天候型戦闘機というのはどのような装備、能力があれば認められるのでしょうか? はしもっちゃん
|
- そりゃもちろん雨の日でも濡れないようちゃんと天蓋がついてるやつ…じゃないですゴメンナサイ。基本的には無視界で離陸−戦闘−着陸がこなせる航法・火器管制装備を持つ戦闘機のことです。第二次大戦中のいわゆる「夜間戦闘機」も含まれない事はないですが、武装が機関砲である以上敵機を目視で捕えないと攻撃できないので「全天候」とは言い切れないところもあります(ささき)
ささき
- 一般的に、第2次大戦後のレーダー誘導方式の空対空ミサイル(AAM)を装備する戦闘機が、それまでの赤外線誘導方式AAMしか運用できないものに対して全天候型と呼ばれています。ただし、50〜60年代の初期の全天候型戦闘機はまだレーダーの性能が悪く、天候によってうまく機能しなかったりしました。例えば、ソ連のMig17、19でレーダー誘導式のミサイルをも運用できるものが作られましたが、性能は十分ではなかったようです。「制限型全天候機」というのもあったような。
アリエフ
- 2について訂正。資料を確認したら、空対空ミサイルでなく空対空ロケット弾を装備し機首にレドームをつけたF86Dも全天候型戦闘機とされています。レーダーによる捜索能力を持つことにより全天候型と言われたのでしょう。
また、上でMig17、19のレーダー誘導ミサイルと書きましたが、正確にはコマンド誘導方式(母機の火器管制装置がレドーム内のレーダーで相手を捜索し、その電波指令によりAAMを誘導する)です。Mig21PFでも、このタイプのミサイルが使われていますから。では、Mig21があまり全天候戦闘機と言われないのは、機首のレーダーが小型で性能が低かったからだと思いますが。
アリエフ
- ご回答ありがとうございます。
いずれにしましてもジェット戦闘機の時代に使われるようになった言葉みたいですね。
はしもっちゃん
Back