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初歩的な質問を1つ。 基地航空隊のパイロットは、空母に着艦できたんでしょうか? 確かに「着艦」という特別な訓練なしでは無理だったのかもしれませんが、例えば、坂井、西沢、大田、笹井-といった、何度も実戦を経験したパイロット達でも、いきなり「空母に行け!」と言うのは、さすがに無茶な事だったのでしょうか? 個人的には、ヘタな新人を育成するよりは、彼等のような実戦を積んだ基地航空のパイロットを転用した方が(簡単にできれば)、より現実的なのではないか-と思うのですが..... MS-09R |
例えばアリューシャン作戦の時に6空(後にラバウル
で活躍する204空)の宮野善次郎大尉は敵偵察機の
接近を聞き艦長に承諾を得るや出撃し無事着艦した
という話も有ります。
戦前から教育を受けていた海軍のパイロット(有る程度の
飛行時間)であれば発艦及び着艦は応用の一つであったと
思います。
ただし、母艦パイロットは発艦,着艦は勿論の事、
編隊による洋上航法,攻撃隊援護,夜間の着艦等も含まれて
きます。母艦パイロットの育成が難しかったのは先の様な
訓練が必要不可欠であったからです。(当然、実際に空母を
使用した訓練も必要になります。)
また、確かに実戦経験豊富なパイロットを転用出来れば、
より戦闘力は上がると思いますが日本海軍の実情が特に
日米開戦後はそれを許す程の余裕が無かったからと言うのが
実情だったと見るべきだと思います。
無限
N.W
NX
tomo