710 |
飛行機の戦力化において整備性は重要なファクターですが、 特にエンジンなどにおいて、よく故障する個所はどこでしょうか? 勝井 |
BUN
ささき
後期は、燃料の質の低下と工作精度の不良が主原因と考えられるシリンダの焼き付きも多かったようです。
胃袋3分の1
キャブが多かった様な気がします。あと、コード類の絶縁不良とか。
で、我が軍の航空機エンジンではコード類の絶縁なんかは弱そうな
部位なのですが、どうなのでしょう?
高温多湿な地域で運用したので気になるところではあります。
あと↑の油圧の低下、というのは。大戦中の我がエンジンに付き物
の「油漏れ」の影響も大きいのでしょうか?それとも、消費する潤
滑油が多かったのか??両方が咬み合わさって?
takukou
く、電線を被覆するのに裸線を紙で巻いてその上から布で巻いたようです。
軍艦などでは鋼製のパイプの中に電線を入れ、パイプの中に絶縁物を充填し
たようですが、航空機では重量や構造上そのような方法をとるわけにいかな
いと思いますので絶縁不良が頻発したと推定されます。坂井三郎さんの談話
の中で、電熱線入りの防寒服を着たが漏電を起こすため、恐ろしくて極寒の
中でも凍えるのを我慢していたというのがあったことを記憶しています。
tk
胃袋3分の1