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米国建国200年を記念して「ミッドウェイ」なるトンデモ戦争映画が製作されたことは皆様よくご承知のことと思います。さて劇中チャールトン・ヘストン扮するマット・ガース大佐(架空の人物)が搭乗していた爆撃機なのですが、シルエットからするとどうもビンディケーターらしいのです。デヴァステーターがこの海戦に参加したことは広く知られていますが、果たしてビンディケーターは参加したのでしょうか?(ちなみにこの映画では他に(実写の)F6Fやヘルダイバーなんかが熱演するおチャメなミッドウェイ海戦になっています。) ベックメッサー |
大塚好古
当時は、センサラウンド方式なる音響で高角砲が撃てば「ズズーン」と腹に響き、日本機が遠くに墜落しても、やっぱり腹に「ズズーン」と来る、食事後には観たくない映画でした。
BUN
学校さぼって見ました、空母を演じたのはエセックス級
だったかな?
センサラウンドですか・・懐かしい。
確か「大地震」もそうだったかな、と??
takukou
まあ、どうでも良い映画なので細かくみてないですが、おぼろげな記憶を
たどって気になった点を挙げれば、
o 小林道雄大尉の指揮する艦爆隊の艦爆の塗装が異常
o K作戦の実施経緯が滅茶苦茶(脚色だから仕方ないか)
o 参謀長らしき人が縄つっていないように見えるけど、あの人は参謀じゃ
ないのかな...
o 電報綴りに挟まずに電報を手渡しするのって、あったのかしら?
o 赤城艦長を参謀長が長官に紹介しているけど、「本艦にようこそ」の
ごとき艦長の発言は変で、なぜなら長谷川大佐から青木大佐に代わっ
たので、「ようこそ」は逆。もしそうじゃなくても、ああいう風に艦
長の紹介をするもんかいな?
o 艦橋の中に肘掛いすがあるように見えるが、日本海軍では「お猿の腰
掛」じゃねーのか?
o 旗艦の艦橋の司令部の幕僚と飛行機隊指揮官が無線電話で話せたら、
こりゃ楽だっただろうなあ
記憶が怪しいので、上記の指摘の該当する部分の実際の描写が違ってた
らご指摘下され。
今泉 淳
ラストの山本五十六のセリフと大和反転が印象的でした。
初心マン
↑↑今泉様、ひょっとするとご指摘の通りガース大佐はSB2Cに乗っていたかも知れません。私もいい加減な記憶をもとに書いとりますもんで…。確かガース君は着艦に失敗し、飛行甲板後端に激突するんでしたよねえ。その時の実写フィルムは確かにSB2Cだったような気もします。なんにせよミッドウェイにヘルダイバーが出てくるようじゃ「小野道風の和漢朗詠集」みたようなもんですな。
話は余談になりますが、あの映画、私は期待に胸をワクワクさせて公開初日、しかも指定席を張り込んで(当時2500円だったですじゃ。)テアトル東京に足を運んだと思ってつかあさい…。なのに…グスン。
♪ああ、それェなのにそれなのに、ネェ、怒るのぉは、怒るのーはァあったり前でしょうォー(著作権協会ゴメン。)
でも今ではあの一本で「太平洋の嵐」も「トラ・トラ・トラ!」も見られる
大変おトクな映画なんだと明るく考えていることにしています。(空しい)
それにしてもセンサラウンド、懐かしいのう。どうじゃ小僧ども。オヤジーズ
の実体験攻撃には敵わんじゃろ。ガッハッハッハ。
ベックメッサー
あの小林隊長以下の艦載機の部隊の朝日新聞的な機体の塗装は笑えましたね。(爆)
あの、アメリカ軍の戦闘機隊の異常ともいえる強さ。しかも最初に空母付近の上空で落とされた日本機のパイロット及び機体は・・・・(確かヘルメットか何かをかぶってたような・・・)
すべてで、凄まじいです。(爆)
たけっち
勝井
大戦中の映画からの流用)、ミッドウェイ島の戦闘機隊主力はF6Fで構成され(元の映像は「太平洋航空作戦」)、
ゲイ少尉のTBDが墜落する時の映像もF6Fですし〔一瞬九七艦攻にもなるが(^.^;)。
日本軍は珊瑚海の九七大艇の意味不明な日本語表記、小林艦爆隊の朝日新聞塗装(元映像は多分
「太平洋空母作戦」。でもこの映像いろんな映画で使われているんですよね)など色々楽しめます。
因みに空母はヨークタウンとエンタープライズに扮したのはレキシントン、日本空母は予備役のエセックス級を
使って撮影しています(バンカー・ヒルの艦上で撮影したという噂がある)。
ただ色々な映像を継ぎはぎしているので、いきなり「トコリの橋」のオリスカニーが出てきたり、英空母の映像に
なったりもしますけども(^^;。
大塚好古
ベックメッサー
たけっち
初心マン
「トラトラトラ」の長門の映像やその他映画の映像を継ぎはぎしております(日本公開版の時は「太平洋の嵐」の
大和の映像使ってたかな?)。
大塚好古
ですが、この映画の公開時に総制作費○○億円!!
とか言っていたそうです。(今でも当たり前ですが)
ところがちょっと待ってください
先にも書かれている通りこの映画の戦闘シーンは殆ど
記録フィルム,日本海軍のシーンはトラトラトラ及び
南雲機動部隊の兵装転換シーン等は太平洋の嵐
(おまけに空母の被爆シーンまで!)あれで本当に
○○億円なんて使ったのでしょうか?
更に酷いのが、これだけFOXやら東宝からフィルムを
借りているのにエンドタイトルにはクレジットに一切、
東宝等は出て来ない…。俳優の出演料だって、
チャールトン・ヘストン,ヘンリー・フォンダ,三船敏郎
ジェームズ・コバーン(ちょっとだけ)は判るとしても
後の俳優さんはそんなに高い出演料を貰う人では無さそう。
まあ、国防省の協力で空母等でロケさせて貰ってるのを
考慮してもねえ…。
本当は、関係者で飲んだり食ったりしちゃったんじゃない
でしょうな?
改めてミッドウェイを観て考え込んでしまった「無限」でした。
無限