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Mr BUN 早速、私の質問にお答え頂き有難うございました。 お蔭様で永い間の疑問が解け、スッキリしました。 甘え次いでにもう一つ教えてください。 「追撃機」の役割はなんですか。 「戦闘機」の役割とはどう違うのでしょうか。? 石井 利昭 |
>戦間期のアメリカでの戦闘機無用論が反映されたような名称だと思います。
同感です。
第二次世界大戦が勃発するまで想定されていた戦争の様相と
いうのは、高速の爆撃機が敵の拠点を焼き尽くし、それで決着が
つく、というものでした。
というのも、爆撃機は早々と金属単葉化し、戦闘機より格段に
速かったからです。対する戦闘機は一次大戦のように、旋回半径を
より小さくしたほうが勝つ、という既存概念にとらわれ、あいも
かわらず複葉だったからです。
迎撃に上がるまでに敵の爆撃機は投弾をすませ、迎撃戦闘機は
その後ろを追いかけるしかできない、だが、その時点で戦争の
決着はついている。
つまり、戦争に勝つには、敵が飛び立つより速く航空基地を
爆撃するしかない。
というのが「戦闘機不要論」です。
# 現在の核兵器みたいなもんだ・・・違う?
ことに、敵性国家が遠く離れたアメリカでなおさら
盛んだったようです。「追撃機」の名称はまさに、
こういう状況にぴったりくると思いませんか?
# 結局やることは戦闘機と一緒なんだけどね(汗
SADA
自分で挙げた戦闘機不要論も追撃機の名前の背景にはあると思いますが、もうひとつ、そもそもWWIでの戦闘機の役割そのものが、「戦場上空で自軍上空の敵偵察機の駆逐」として認識されていました。これは当時の大空軍国であったフランス式空軍を目指した日本でもアメリカでも同じでした。と、すると、追撃機の名称はそこにまで由来する可能性も、ひょっとしたらあるかもな?とも考える訳です。どうかな。
BUN
爆撃機、偵察機といった名称は仕事を表してますが
戦闘機って・・・・、軍用飛行機って全部戦闘用でないの?ってのが普通です
うちの婆ちゃんと話していて気が付きました>大正三年生まれ
SUDO
BUN
ケーブルTVが入ってるのは祖母の家だけなので
ディスカバリー見る為に、よく襲撃するのです(ぉ
そうすると、TVをネタに色々話す機会も有るわけですね
SUDO
今も昔も純粋な「戦闘機だけ同士による制空戦闘」というのはあまりないはずですから、「戦闘機」のほうが変な名前といえばそうですね。
Schump