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465 日本軍の航空機用エンジンには「火星」「金星」「木星(ジュピターエンジンのコピー?寿かもしれない?)」などがありますが、「土星」というエンジンもあると友人から聞いたことがあります。なんでも小型で出力の低いものだそうなんですが、本当にそんな名前のエンジンがあるんでしょうか。
kazu

  1. だれも突っ込まないのででは私が。

    木星の時点ですでに嘘と思いますが。当然土星も嘘です。どっかの
    火葬戦記小説をそのまま信じこんでしまったのだと思います。

    三菱は「震天」以外は「○星」という名前のエンジンですが、
    「瑞星」「金星」「火星」ですし、中島は「めでたい漢字1字」を
    用いるのが通例でした。「栄」「誉」「護」「寿」などのように。
    なお、この「寿」はジュピターの改良型であり、「ジュピター」を
    もじって「寿」と付けられたのです。

    なお、「小型で出力の低いエンジン」と言えば、日立の独壇上だったと
    思いますが。日立製のエンジンは「○風」という愛称が付いています。
    「神風」「天風」「初風」のように。

    SADA

  2. そーなんですか。友人が自信満々に言うもんで・・・、ひょっとしてだまされてたのか私。
    kazu

  3. その友人が現実と架空との区別が付かなくなっている恐れあり。エンジンに
    付いては一覧表がここ(http://www.platon.co.jp/~vought/kakuki/sanko/kakengine.htm)にありますので、そちらを御覧ください。
    SADA

  4. 寿はジュピター系とは限りません。多用された寿3型は全く別のエンジンです。寿には二種類あるのです。さて、と、三菱土星エンジンは往年のGTOが搭載しております。
    BUN

  5. ↑寿3型は、1型、2型とシリンダ径も行程も気筒数も同じで、
    カタログからは同じエンジンの改良型のように見えますが、
    どこが違ったのでしょう?

    SADA

  6.  寿ですが・・・ジュピターの基本設計にワスプ・ホーネットを混ぜたような設計だったらしいです。で,寿三型にサイクロンの設計を取り入れたものが光という事だそうです。

     サターン・・・いいですねぇ(ギャランGTOの奴)♪2T−Gよりも,やっぱこっちですわい(笑)。
     因みに,三菱には「サイクロン」というのもあって,これは80年代以降のECI−マルチを採用したエンジンの全てにつけられた模様です(日産のプラズマエンジンと同じですね)。最近は「サイクロン」の名称は多分使われていないと思いますけど,GDIターボに「デュプレックスサイクロン」と付けてもらいたいのは私だけでしょうか(笑)?
    海野土左衛門

  7. 寿系で一番多く生産されたのは41型(陸軍名ハ−1乙)で約5000台。次が愛知で1080台生産された2型。3型は500台程度で余り多くないようです。
    itou

  8. なるほど、3型系以降の非ジュピター型寿が多用されたと表現すべきでしたね。
    BUN


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