QQCCMMVVGGTT
464 WW2時代の日本機が装備していたプロペラを見て米軍関係者が「こんな時代遅れのプロペラを使用しているなんて!」と驚いたとの話を聞いた事があります。そこで質問です。

1.どこが時代遅れだったのでしょうか。形状?機構?
2.米軍機のプロペラなんてその気になれば残骸から手に入るはずです。コピーしようとは思わなかったのでしょうか。
Qwerty

  1. 日本の機体の大部分が高低2モードかハミルトン恒速ペラだったので,
    米軍のフルフェザーハミルトンペラから見て遅れているというのでは?
    Navy

  2. フルフェザリングのプロペラは末期の試作機には採用されていますよね。全く無かった訳ではないようです。
    BUN

  3.  佐貫先生の著書に「フルフェザー可能なハミルトンプロペラの設計図は買ったが
    工作機械の輸出が禁止された結果日本では作ることが出来なかった」と言う内容が
    あったと記憶します。様は日本では米軍機のプロペラを模造する技術すら欠けていた、
    という事なんでしょうね。
    大塚好古

  4. と言う事は工作上の理由で形状も駄目、ピッチコントロール機構は独自のアイデアすらなく駄目。ですか。せめて形状の設計は?佐貫先生の製図板上には?。また、疾風はテストしたことがあるそうですが、逆ピッチによるブレーキの実用化において米軍の状況はどうだったのでしょう。
    SHI

  5. プロペラ逆ピッチブレーキとしては、急降下ブレーキとしてSB2U(ビンディケイター)の初期生産型で実用化…はしました。
    しかし、後期型では翼上面にスポイラーを展開する方式に改めてますので、性能云々はともかく、あまり信頼感はなかったものと思います。
    まなかじ

  6. 連山などのプロペラはフルフェザリング可能だったはずだと思いますが・・・?
    BUN

  7. 蛇足とは思いますが補足すると、日本機の大部分に使われていたハミルトンスタンダードの定速ペラの欠点はピッチの変更範囲が狭いこと。
    多発機ではエンジン停止時のフルフェザリングが不可能な点が問題点で、単発の戦闘機の場合は高速化に対応できない点が問題点となります。
    仕方がないので、ドイツのVDMやフランスのラチェを国産化した物のうまくいかなかったのはご存じの通りです。
    ハヤブサ


Back