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463 イタリアの大戦中の戦闘機(フィアット、マッキ、レッジアーネ)のデザインは、それぞれ特徴があるにせよ、全体的にデザインが似ているように想うのですが、なぜですか?
ゴンザ13号 

  1. 確証は無いんですけれどイタリアの金属製単葉機が似通っているのはセバスキーP35が参考にされているせいではないかと思っておりました。
    BUN

  2. ↑レッジアーネRe2000の設計者って確か元セバスキー社従業員ですね。だから、レッジアーネの戦闘機だけ毛色が違うデザイン(P35パクリ)になってますが、マッキの200とフィアットの50があんなに似てる(厳しく見れば胴体側面形だけなんだけど)のはなぜかしら。私は厳しい人なので「零戦と隼ぐらい違うやん」とは思うんですが、あの風防周りの処理がみんな同じなのがいけないんだろうな。
    Schump

  3. G50とMC200に関しては、エンジンの推力線に対して、しっぽが上に偏向してるせいでは?
    アレはいったい、何が目的なんだろう??
    キャノピーまわりの処理(初期の開放風防・後期の半密閉ハンプバック)は、多分パイロット側の注文でしょう。
    G50やMC200の試作機の密閉風防はそれなりに個性的で、共通性はなさそうです。
    ガブリエーリにしてもカストルディにしても、日本でいえば堀越・小山にあたる一流技師ですが…??
    まなかじ

  4. うろ覚えですが)尾っぽが上に向いているのでは無くて頭が下にさがっているんです。理由は視界確保。
    G50かMC200のどちらかは最初は密閉式だったのが、不評で半解放に変えたともどこかにかいてあったような・・・
    あと、デザインが共通しているのは使用エンジンが少ないからでは無いでしょうか?
    tow

  5. 書き込んだ後に読み直してみると、とっても読みにくいので罪悪感を覚えて、罪滅ぼしじゃないですが、エンジンに付いて調べてみました。

    空冷星形エンジンを用いたWW2イタリア単葉単発戦闘機は、MC200、G50、Re2000で、たったの3系列しかないわけです。

    このうちエンジンはMC200系とG50系は同じFiat A.74 R.C.38を積んでいるて、しかも乗り手は同じ空軍なので、海軍と陸軍の零戦と隼程度以上には似ているのはもっともだと。
    これがこのままDB601系に首のすげ替えをやったために、カウリング周りまで同じようになってしまい、余計に差が無くなります。側面形が似ているのはこんな理由ではないかと。

    Re2000系はおそらく爆撃機用のエンジンであるPiaggio P.XI R.C.40を積んでおり、P35をパクった為に楕円翼を持つためかなり形状は違いますが、これもDB601系を積んだ為機首周りが似通ってしまい、やや紛らわしくなりました。

    試作機では色々な形状が出るんですけど、エンジンで相当苦しんだ挙げ句に不採用になったりして、結局似通った機体しか残らなかったのが真相かも。
    # この点に掛けてはピアジオとイソッタはA級戦犯臭い(笑)

    時に、イソッタですが、V12(倒立V含む)とかX20とかいうエンジンをなんと「空冷」で作ったようです。いいのかそれで?
    カプロニのF.5GammaとかF.6MZ、CA331(双発夜戦)とか、一見水冷に見えますが空冷です。熱そうだなぁ・・
    # どうも資料の誤植ではなさそうなので・・・
    tow


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