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418 艦攻「天山」は「護」発動機を搭載していましたが、離着艦時の視界は悪く無かったのでしょうか?「護」は結構、直径の大きい発動機なんですが・・・・。
巣田 夏生

  1. 護も大きな発動機でしたが、天山そのものも視界という点は不評だったようで、火星に換装後も操縦席の位置の低さ等が指摘されていたようです。比較的好評な流星の操縦席が随分と高い位置にあるのも参考になりますね。
    BUN

  2. 天山の視界の悪さは、着陸時にパイロットがキャノピーを開き、座席を上にスライドさせ、風防より上に頭を出して着陸していたほどでした。なお、このとき風よけのために風防上部が前をヒンジに上に開くようになっていました。
    護とほぼ同じ直径のR−2600を装備したTBFには、ここまでの視界の問題は出ていませんから、天山の視界の悪さはエンジンの直径の問題ではなく、機体の設計の問題ですね。

    胃袋3分の1

  3. 回答ありがとうございました。「天山」はそれなりに艦上運用された機体だから機首が太くても何とかなるのかと思っていたのですが、問題大有りだったようですね(^^;;;
    質問者(巣田)

  4. 天山の実用化試験のさい、着艦速度大、機重大のため制止索がすぱすぱ切れて
    対策に難渋したのが、戦線投入の時間が遅れた原因とか、、、。
    Navy

  5. 流星改は天山とは逆に下がった機首ラインのおかげで「前が見えすぎるぐらい」だそうで、ただ、急降下の際には
    下がった機首ラインのせいで降下角が実際よりも深く見えるそうです。
    (しかし天山で制止索が切れたら5.8tの流星改なんてもっと切れるんじゃなかろうか^_^;)
    どっかで書いたけど誉搭載で流星改のカタログ値300ktの最大速度は立派(艦攻を見る限りは中島も愛知も
    技術的に遜色ない様に思う)

    佐藤利行


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