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404 陸軍機の場合、末期の迎撃戦になると飛行性能確保の為にせっかくの武装を減らすケースが目立ちますが、ドイツ
なんかだと逆に飛行性能を犠牲にしてでも火力増大してるんで、同じ対重爆戦でも両者の考え方の違いが興味深い
です。(「敵機に届いても墜とせる火力がないと意味がない」ってのと「墜とせる火力があっても敵機に届かないと意味
がない」って言う思考の違いが・・・)

佐藤利行

  1. これ下の403の回答です(ゴメン、新しいのがまだ不慣れなんで許して・・・ってただの注意不足^^;)
    佐藤利行

  2. ついでだから質問にしちゃおう。
    『海軍の月光の斜め銃はラバウルでの小園安名中佐の発案と言われていますが、陸軍の屠龍の斜め銃は、発想
     というか採用のきっかけは海軍の月光での戦果なんでしょうか?、それとも陸軍独自の発想なんでしょうか?』
    (新AnsQは昔のAnsQ.みたいにうっかりENTERキー押して書き込んじゃう心配が無いから安心だね・・・って、じゃあ
     書き込む場所間違うな・・・ってか^^;)

    佐藤利行

  3. これは両者の性能(特に高空性能)の差じゃないですか?ドイツの方は武装強化する余裕があったけど、日本の方は武装を減らさないとそもそも敵機までいきつけない。


  4. 敵機が違うんじゃありませんか?
    日本空襲において、敵は卑怯にも、我が戦闘機より高速なB29を投入している為でしょう。
    攻城槌仕様のFw190の飛行性能なんて零戦以下だった様ですし、メッサーのG型は主翼下にポッドを下げても雷電以下の武装で飛行性能は隼程度、悪いのはほら、あの天高く雲を引いて飛んで行くB29ですよ。
    BUN

  5. そうですね、B−17やB−24相手だったら日本軍だって同じでしょう

    比較的落としやすいB−17/−24に長期間爆撃されるのと
    落とせないB−29に短期間爆撃されるのと
    どっちが不幸なんだろう(;_;)

    SUDO

  6. 兵士に生還を期するかどうかの考え方もあると思います。日本では大戦末期には
    武装を取り外した「体当たり専用機」を配備していた部隊もありますから。
    Key

  7.  でも空対空体当たり攻撃隊はドイツも編成してますよねぇ?あれも兵装を局限して
    重爆の編隊に突入したと記憶しますが(何かの小説でラヂオから聞こえるドイツ国家を
    バックに特別攻撃隊が重爆の編隊に突入して行くシーンがあったけど、あれは泣いたなぁ)。
    大塚好古

  8. 「エルベ」のことですよね。あれは菊水一号作戦とほぼ同日にそれより大きな規模で特攻攻撃を実施しているのにあまり注目されていません。軽量化した機体は「エルベ」ではなくてこうした対爆撃機攻撃用の重装備機(攻城槌=シュツルムボック仕様)を敵戦闘機から護衛するための特別護衛隊(F15みたいな全面ライトグレーの高空用迷彩でこれがまたカッコイイ)ですね。
    BUN

  9. ↑ふみふみ、そうでしたか。昔読んだ「エルベ特別攻撃隊」の記事の中に「最初は弾丸を積まない予定だったが
    機銃を撃ちながら突入したほうが効果的…」といった記述があったので武装を局限したのかと思っていたのですが、
    記憶違いだった様です。
    大塚好古

  10. いえいえ、ドイツ空軍の空対空特攻隊の使用機は、武装を減らしてますよ。
    原型はG−10またはK−1を使用し、武装は機首上面右側の13ミリ1挺のみ、装甲も最低限に絞ってあります。
    これは、護衛戦闘機を上昇力および旋回性能で振り切るための措置です。これによって、特攻隊は味方戦闘機隊の護衛なしに作戦できると考えられていました。
    まなかじ

  11. ちょっと自信が無くなってきたけれど、G−10はともかくも、K−1とは不思議な型式です?エルベ部隊の基幹はFw190装備のJG300と301の様ですから当然Fw190も含まれていたはずですしそうした資料もあります。また伝えられる任務説明の内容は「出来る限りの近接射撃を行い、各人少なくとも一機の敵機を撃墜せよ。必要とあらば体当たりにて撃墜せよ」ですから恐らく武装は通常通りでしょう。また多く含まれていたと思われるシュツルムボック仕様機もそのままだったと考えた方が自然でしょう。なお当日の護衛にはJG7とKG(J)54のMe262を含む戦闘機隊が当たっています。でも、エルベの真相は今後、当事者がほとんど亡くなった後通説と違う真相が明らかになるような気がしますね。
    BUN


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