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2式水戦や強風のフロートは、いざという時に空中投棄できたのでしょうか?
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- できません。空中投棄を試みて試作機まで作ったのは川西の紫雲くらいでは。その実績から見て、空中投棄を試みていれば、強風はもちろん、二式水戦もものになっていなかったでしょうな。(まなかじ)
- 偵察機や攻撃機と違って、戦闘機は「逃げる」という事は考えられていないからだと思います(EOS)
- 晴嵐も投下するけれど、実際には実に男らしく最初からフロートを装着せず出撃の予定でしたよね。特攻隊ですから。
- 新谷かおる氏の戦場ロマンシリーズだと2式水戦がフロートを切り離すシーンがありますが、ありゃウソでしたか^^;(出来ると思ってたのに・・・確かに切り離す構造にすると余計に重量がかかるし無駄ですね)(質問者)
- フロートと機体の繋ぎ目をボルト止めにして、そのボルトに爆薬を仕掛ける方式にすれば、現地の整備員レベルでもフロート投下式に改造できると思いますが、爆薬の量を誤ると・・・・・(よしの)
- ちなみに、日本初の衛星打ち上げロケット・ラムダ4Sは、1段目と2段目の切り離しに下記の方式を採用していますが、爆薬の量が多すぎて、切り離しの衝撃で肝心の衛星がロケットからちぎれるという事故を起こしています。(よしの)
- 水上機の中でフロートが投棄できたのは偵察機の紫雲のみです。紫雲にしても投下できたのは胴体下の主フロートのみであり、両主翼にある補助フロート上半分キャンバス製の折畳式のものでした。生産機数は7機ほどですぐ撃墜されたので諦めたようです。
考えれば陸上機に敵わないのにのに戦闘機、爆撃機、偵察機、観測機、周りが海とはいえずいぶん作ったものですなあ。
HAGI
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